11月の二十四節気は「立冬」と「小雪」ということですけれどもそんな時に もう「立春」が…あっ 「立冬」が来ます。 それから 15日すると もう「小雪」で今年はね 「立冬」が11月の7日ですね。 そんな「立冬」の俳句っていうのはどんなものがありますか?「立冬」の俳句ですね私が好きな句でね これがあります。 これ「立冬」という その言葉がね非常に この句によく… それを捉えられている句だと思って。 「冬になりますよ」っていう頃の空気の乾いたところに「立冬」という言葉がはじけるという感じがいたします。
はい 宇多喜代子選入選九句です。 この句ね 「孤独」っていったら何か こう しょげたような感じ「孤高」っていうとこう 胸張ったような感じどちらでもない 恬淡とした境地であるということをこの藤さんはいってらっしゃるのね。 そうすると寒いんじゃないんだけど何となく まだ朝の空気の微妙な感触朝刊を手にした時のちょっと ひやっと ひんやりしたそういう感じですね。 私は新聞がなきゃ一日が明けない人なのよ。 新聞が一番大事 一日の始め。 これね 伯耆大山 ご存じの方はお分かりだと思うけどはい かっこいいですね。
あんまり いい気持ちじゃないそういうふうに捉えられてたから朝が来て「ああ また このひと日存えた」という実感が出てるんだと思います。 これ でも「干し物」って洗濯物じゃないかもしれないなと思って。 私は一読洗濯物だと思いましたけどね。 はい 以上が入選句でした。 宇多さんの三席を発表いただく前に私も一席 選ばせていただきます。 視聴者の方も自分だったら どの句を選ぶか一緒に考えてみてください。 はい こちらが本日の入選句です。 はい では いよいよ宇多さんの三席の発表です。
今日は 「新豆腐」にちなんでということなんですけれどもおからですね。 あっ そうだ ポイントですよ 先生。 おからのポイント いるのがポイントですか?いるのがポイント。 切らずに済むから「雪花菜」っていうのね。 「雪花菜」 これは明らかに当て字ですけれどもまあ 辞書によっては「きらず」のとこを引くとこれが出てることがあります。 寺井さんは これを 「雪花菜」をわざわざ字がきれいだったからでしょうね。 「雪花菜を煮て届けた」と。 今日は 「雪花菜」を主にしてこの句を引きましたけれども。