新世代が解く!ニッポンのジレンマ元日SP2019▽“コスパ社会”を越えて@渋谷

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この番組のまとめ

今年は 渋谷再開発のシンボルとも言えるビルを会場に若者のリアルな声を伝える。 魅力的な情報・文化に簡単にアクセスできるコスパのいい街として 人々を引き付ける若者の街 渋谷。 コスパの悪さを恐れない長時間の議論の行方は?はい「新世代が解く!ニッポンのジレンマ」今年も お正月恒例の大討論の時期がやって来ました。 名付けて ローマ字で「BUNKAMURA」です大人の街を標ぼうするスペースがオープンした 平成の渋谷の幕開け。

多様っていうのは インターネットとかはすごく やりやすくてまあ こういうサービスは この人ってパーッと つなげてると思うんですけど渋谷みたいな ロケーションが絞られたものに対してどうやって ニーズが多様なものをやれるかっていうのは多分 今 挑戦 ディベロッパーさんとかと話をしてても 結構そこは分かんないんですよねって 多分 みんな言ってるかなと思うんです。

そうすると 経済的にも精神的にも承認欲求が すごく満たされるのでなんか そういうモデルケースがある部分で成立してるところに関しては若者って すごい頑張ったりするんだろうなって気がするんですけど。 それは多分 合理主義 この場合この文脈で言うと お金とかそれこそ 資本主義というのが多分 合理主義に近いものでそこから こぼれ落ちてしまう言葉にしてしまうと失われてしまうようなでも なんか直接は言い表せない何か大切な要素というのを大切にする。

それってビジネスの再発明みたいなことを多分 今 チャレンジ社会がしてると思ってて。 で そこに対してちゃんと お金をつけれるようになるとさっきの合理主義と保守っていうのは僕は ちょっとよく分かんないですけどなんか カウンタブルになったら多分 あれなんですよね合理的になるんですよね 多分ね。

実際 我々が経営者的に振る舞おうとした時にどんだけの資本があるかっていったらせいぜい月末に さっきのバイトの人じゃないですけれど家賃をどう払うか 水道代どう払うか旅行に ためようとかそんな程度の資金しかないのに経営者目線なんて取ってる場合じゃないですよね。

今 その 数字で測れない価値みたいな話になってきてると思うんですけど綱川さんと堀井さんは起業家として 結構数字はふだん意識しなきゃいけない部分もあると思うんですけどどう思って 聞いてらっしゃいました?自分たちで 何かサービスをつくってリリースしてユーザーの方に使ってもらうというものが多いんですけど基本的に メジャラブルにしていくというのが もう基本的なスタンスでユーザーが どれぐらい使ってるかとか。

それは さっき おっしゃってたそのカウントできるもの計測できるものが 非常に短視眼的になっているっていってまあ逆で 多分今までは何もできなかったけれども短視眼的なものだったら少し計測ができるようになったからこっちに目が行きがちっていう気がしてるんですけど。 僕 注目してる企業で アパレルの海外の会社で すごい面白いなというのはベーシックなきれいな服を作ってるんだが社是に 「過激なまでの透明性」というのを掲げていていろんなものを公開してるんですよ。

でも 運動については 絶対みんな運動した方がいいんですけど例えば リラックスできてるかとかっていうのは 人によって違うので完全に主観の部分じゃないですか。 でも それって人によって違うからさっきの「feel first」みたいなのは自分が休めてるかどうかはこの 何ウォッチっていうんですか?これは Fitbitです。

だから それ故に割とヨーロッパ圏 英語圏とかでもやっぱり まあ倫理か改めてこう 応用倫理学とかそれから そのなんかそういうことに対しての関心高まってるんだけれどおっしゃったように 日本の場合ってあんまり 価値意識とか倫理意識ってそんなになかったり例えば まあ 宗教がそうだったりする。 東日本大震災の翌年 停滞した空気を振り払うべく始まった若者たちの解放区。

要するに もう日本は 欧米先進国と一緒になったんだという言い方が一つには 具体的なプレステージがぱっとしないということが一つと多分 初期にいくほど多分 もっと社会を変えなきゃみたいな。

だから 合理性とか コスパみたいな判断軸で こういう問題を考えることを本来 既に やめるべきで我々は この時点でそういう資本主義的な言語に とらわれて思考しちゃってるっていうことをもっと考える必要があるんじゃないか。 例えば Twitterだと……って意見もあったんですけどこの社会の結局目的を決めないと 何が合理的かも分かんないじゃないですか。

だから別に そこがもう みんなも拒否反応示さなくなってるってことですか?雇用政策と AIの研究を国立国会図書館さんの委託でしたことがあったんですけど全く同じ研究成果が出たというか他の白書で産業構造に だいぶよるんですが一時期 報道されたように 50%の人が10年以内にAIに職業を代替されてしまうということが報道されたんですけどよくよく考えてみると いきなり1人の人をAIに置き換えるということはすごく難しくて 作業の一部分をタスクの一部がそういうことを いろいろ考えると多分 10%ぐらいしか影響は受けないだ

社会学者のジョン・アーリって人も 確か要は移動するツールはたくさんあるしインターネットでよくつながるようになって逆に 直接対面で会うことの価値が上昇するみたいなことを確か「モビリティーズ」って本の中に書いていてここにおられている皆さんも お正月に放送があるのは分かっているんだけれどやっぱり来る みたいなところとか逆にこう 価値がシフトしていくのかなみたいな気は やっぱしますよね。

コミュニティーの中から全部を満たすってことはできなかったんだけどコミュニティーがおっきくなったんでもしくは 複数持つようになったのでそういう なんか選択ができるようになって。 つい最近 ソフトバンクの携帯が不通になりましたっていうのが一日のうち 結構な時間ね被害が出たと思うんですけれどあれって世界的に同時に発生してたんですよね。

ビジネスって多分 皆さんの前で言うの恥ずかしいんですけど競争領域と共有領域というのがあってビジネスって戦ってる部分…企業にとっての社会的責任って正直コストでもあるのでみんなで作って 企業同士で 業界団体の自主規制として作ったりするとちょっとずつ残すことができるのでそれは一緒にやりたいというところはあるので例えばパートナーシップ・オン・AIっていうAIの倫理について考える組織を立てよう作ろうといって作ったうえでNGO NPOの皆さんとかも含めた片手でAIの倫理について考えるというところでそこは多分 競争領域

そういうまさに市場自由主義で解決するっていうそういう資本主義的な発想が 平成の30年間は席けんしたわけなんだけど意外なところから国家じゃないんだけど国並にインフラを提供する存在が現れてしまったことでどうも これって市場の自由淘汰に任せられないんじゃないかという問題がもう一度 頭をもたげてきた。

この話 多分民主主義が始まってから何千年かかってずっと議論されてきたわけじゃないですか。 1つは 議論して正しい意見が残るとは限らない場合がよく例えば 音楽は好きだけど音楽評論は嫌いだって人いません?例えば 芸術評論とかって基本的に歴史の中で 文化的な中でなぜ これが生まれたかっていうところに価値があったりとか。

あまりに早く諦めてて実際 民主主義っていうのはアメリカのオキュパイとかもそうですけどそういう試みっていうのはあるのに…これからの10年見据えた時にね。

僕自身も いわゆる韓国…朝鮮半島にルーツを持っている在日コリアンの人間にはなるんですけれどもなんか やっぱりいまだに こう そういう人たちが例えば 韓国系日本人ですって言うかっていうと言わなかったりするわけですよね。 今 日本が結局かなり難しいところに立っていて資本蓄積自体は かなり困難になって市場は飽和しているっていう状態で人口も減っていくっていう状況があるわけですよね。

徐々に上がっていくと思いますしあとAIのブームはこの第3次ブームが来る前から「機械との競争」っていう本がありましてAI IT 機械と人間が労働 ワークフォースという関係では競争関係にあって人間が今まで機械をうまく使いこなせていたんだがしかし機械の進歩 ITの進歩の技術革新の方が早くなってしまって人間が キャッチアップできなくなっているから経済停滞が ちょっと起こっているんじゃないかという仮説が経済学の問題提起がされているんですがでも おっしゃるとおりで 逆に言うと技術的なイノベーションがちゃんと社会に着地

意識的によくしていかないと だめなのかそれとも好き勝手な競争に委ねても単なる淘汰ではない学習が発生するのかってことですよね分かってくるみたいなことなのかなと思うんですけど一方で 朱さんのお話にあった突如として持続可能性がブームになってるのが よく分かんないんですけどあれは要するに もう完全に搾取し尽くすっていうモデルがグローバル化のおかげで成立してしまったから自覚的に持続させないとだめだとそういうことを言ってるんですか?なかなか それは真かなと思っていてやっぱり持続可能にして搾り上げるようにしなければいけ

今の世代だけの話をしたら全員 ストレスが強い遺伝子に書き換えちゃえみたいな話になるけど結局 長期的な時間軸の中で見るとそれ自体が持続可能でなくなってしまうと。

一方で でも変化する社会に対して自分が どうアクションしていくのかみたいなことを考えている人が本当に少ないなと インタビューの中では。

民主主義 だめな感じがパフォーマンスからすると民主主義っていうのはベストな選択肢はないっていうのが実証形式が 最近示していることでちょっと暗い気持ちになっていた一方でというふうに思っていたんですがここだよっていうんじゃないですけどそれ以外の価値っていうのが何となく 手触りとしてちょっとヒントがもらえたような気がして。

それこそ コスパって言葉を使って批判する必要もあるわけで例えば 大阪だったら都市再開発の一方で母子医療センターの保育器をクラウドファンディングやりますとか言ってるわけですよね。