今夜の「落語ディーパー!」噺は 「居残り佐平次」です。 それでは 「居残り佐平次」これを知らなきゃ もったいない!「いやそういうの いいっすから」。 悪でも憎めない男の痛快ドラマ…そして 落語研究会出身の…毎回 一つの噺を深~くトーク。 佐平次が 結構ベラしゃべりするじゃないですか。 また 彼のそのキャラクターがこの噺をおもしろくさせるので「居残り佐平次」舞台は 品川の遊郭です。 この方 佐平次という男が仲間を誘って店へと繰り出します。
今回の志ん朝さんの「居残り佐平次」の文字数を調べてみたらト書き全キャラクターのセリフ量含め2万文字のうち およそ60%が佐平次のセリフ量だったんですって。 こうやってキャラクター 登場人物がタイトルにもなってる落語っていうのはほかにもあるんですか?う~ん 何だ?「小言幸兵衛」。 まあ タイトルっていうのは我々の符丁みたいなもんで仲間内で この噺はこれで呼ぼうよみたいなそういうふうに決まってったものが多いんでそんなに理由があってとかじゃないんですけどまあ 本当に これは…「居残り佐平次」。
皆さん その3人の師匠方の全部 好きなんですけれども志ん朝師匠のは佐平次が よいしょしてるのが「これ 本当なのかな?」みたいな。 これは 原形は… まあ今のお三人は 同世代ですけど「居残り佐平次」を得意とされてた師匠っていうのは どなた?圓生師匠ですよね。 円楽師匠の師匠ですね。 だから 談志師匠と円楽師匠の形は圓生師匠からでしょうね。 志ん朝師匠は誰の形なんですか?だから 志ん生師匠もやってらっしゃったんでそこからではないかと思うんですけど。
「居残り佐平次」における佐平次は芸だなって思います。 「芝浜」とか「文七元結」とか もし映像化するチャンスがあってオファー頂けたら やりたいってすぐに言えるんですけれども佐平次役はすぐには 首を縦に振れないなと。 「居残り佐平次」は…仲? 吉原?」。 ちなみにですね こちら安藤広重の「名所江戸百景」の中の品川宿の遊郭を描いたといわれる絵なんですがお座敷があって 向こうには東京湾という事なんですが。
本当はやっちゃいけないんだけども「中村仲蔵」っていう落語で最後のサゲを ちょっと流用して「仲蔵」ではたばこ入れをもらった。 まず 絶対に 「仲蔵」と「佐平次」がおんなじ会に出るってまあ ホール落語でしかなりえないですけどでも それやっちゃうと「仲蔵」やる人に失礼だし。 分かりいい方がいいかなと思ったんだけど何か 本職になって「佐平次」をやるようになるとテープやら何やらで聞いてきたそれをそれで終わりたいっていう何かあるね 落語家としては。
小三治師匠も変えてるんですか。 一之輔師匠は 今後は?変えなきゃいけないんでしょうね。 全て お客様に こう 頭下げて「落語ディーパー!」いかがでしたか?春風亭一之輔演じる「居残り佐平次」時間いっぱいまでお楽しみ下さい♪~え~ 一席 申し上げますがまあ お遊びのおうわさでございまして…。 「ああ 大丈夫 大丈夫。 「本当? 大丈夫かね?」。 「大丈夫だよ。 あにきが大丈夫っつうんだから行こ 行こ 行こ。