日本の話芸 柳家小さん 落語「花筏」

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この番組のまとめ

やっぱり この 強い力士がいるとかね人気の力士がいるというそういう部屋にはね声がかりが多い。 小さい部屋なんてえのはね2つ 3つの部屋が集まってそうすると しょうがねえからってんでね誰もいないのを見計らってねむしろを こうやって破いてねそれで中へ入ろうという。 「提灯屋さん え?おお 随分と精が出るね」。 何てったって 大関はねそら 親方んとこの米びつですからねえ。 まあ 1分というのも大変な稼ぎだけどもなん? どうだ 提灯屋さん倍のな 2分の手間を出すけどもな…」。

「ちょいと… ちょいと 親方 え?ほんとでございますか?ななな… 何にもしなくていい?相撲見て? 宿へ戻ったらえ? 飲んだり食ったりはあ そいでもって 一日2分。 もっともらしく頭 大いちょうに結いますってえとどてらかなんか引っ掛けてねあぐらかいて腕ぇ組んで 相撲見物という。 腕に自慢のあるやつが「よ~し じゃあ ひとつ本職と相撲取ってみよう」ってんでねそら 土俵へは上がりますけども勝てるわけがありませんでねそら みんな放り投げられちゃう。

そいじゃあ 明日ねうちの大関 土俵へ上げましょう」。 結びの一番 花筏には千鳥ヶ浜。 「おい 聞いたかい 聞いたかい 聞いたかいえ? 明日ほ~ら とうとう大関の花筏が出てくる。 「いや それはいらねえ」なんてんでね大変な盛り上がりようでございましてね一人驚いたのが提灯屋で。 おおおお 親方 親方親方だって知ってんでしょ?明日の その結びの一番てえのはえ? 花筏とね千鳥ヶ浜ってんですよ。 親方ね… 親方相撲なんか取らなくていいってそう言ったじゃないですか。

ええ? 商売人相手に6日間 勝ちっぱなしです」。 ええ? いや あのね長いこと 相撲取ってんだ。 ええ? いいか?いくらな よいしょ相撲とはいえ素人に負けるというのは商売人としちゃ こら 口惜しい。 ええ?お前 そんなことも分からないのか?いや どうしても お前が明日 相撲を取るというのならばええ いくらね あれだってねそんな商売人がね ころころ負けるわけがありませんもんね。 明日は お父つぁん相撲は取りません」。 「だだだ… 駄目なんだ 駄目なんだいやいや 今日… 今日は 今日は相撲が取れねえんだ。