平成30年度全国短歌大会「第20回」

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この番組のまとめ

第20回「NHK全国短歌大会」が間もなく始まろうとしているNHKホールの入り口に来ております。 短歌の魅力ってどういうところなんですか?そうですね我々 自分の気持ちというのはいつも 自分で何か感じてると思ってるんですけど。 作者は十分に感謝しておられるわけですがそれでもね 人間っていうのは一方的に いたわってもらったりその農作物に限りない慈しみを注ぐことによって自分の生きがいとされておられるというところですね。 これを読んだ我々は 団子虫は自分だというふうに感じますね。

続いて 斉藤斎藤さんの選ばれた特選です。 これ 「天上の魚」ということで青い空を 海に見立てる歌とかよくある発想だと思うんですけど非常に具体的な もう一つの世界を思い起こさせるところが面白いなと思いました。 「子ども」とか 「みどりご」 「吾子」とかねそんなふうに言うのではなくて今度は お隣の席にいらっしゃる佐伯裕子さんによる特選です。 実は 佐伯裕子さんも同じ歌を選ばれました。 佐伯裕子 選。

「NHK全国短歌大会」続いては 近藤芳美賞の発表です。 そうですね 今回の歌は自由とか格差の より少ない社会とかというのが「NHK全国短歌大会」。 ここからは 中学生以下を対象にしたジュニアの部です。 では ジュニアの部の司会を務めて頂きます 歌人の小島なおさんと松村正直さんを お迎え下さい。 そして 一緒にジュニアの部を担当してくれる 歌人の松村正直さんです。

岩手県 釜石市立唐丹中学校2年…獅子舞じゃなくて 虎舞。 僕も 虎舞って全然 知らなかったんですけれどもこの 「唐丹虎舞 さくら祭り」というお祭りの名前が非常に印象的で印象的な歌でしたね。 山口県 岩国市立玖珂中学校2年…臨場感も出てくるし緊迫感もね すごいあってみんな 無事でした?はい。 東京都 海城中学校3年…スイカじゃなくて 種でもなくてその跡というのが玄人っぽいなって。

でね もうちょっと私の場合斉藤君と違うのは 感情が引いたあとに何か しこりのような 雲のような影のようなものが残るのね。 そこに こだわるんだけど…私はね なんか 焼酎の人気ランキングなんていうの 調べたりねごみ拾いをしたり 風呂掃除をしたりねそういう中で その影のようなものの動きを捕まえようかな なんてかっこいいこと言いますけどだんだん そうやってるうちにね人間でないものになってるような気がしてね気持ち悪い時もあるんですけどねそんな感じです。

コカリナというのは「木でできたオカリナ」と呼ばれる楽器でもともとハンガリーの楽器だそうなんです。 広葉樹の木の破片から立派な管楽器や弦楽器を超えるすばらしい音が出るという小池 光 選。 それも なんか スケッチというか淡い水彩をちょっと色のせたぐらいの歌で非常に 簡素でシンプルに出来てるんですね。 「東日本大震災の時は海辺の小学校で教えていました。 金井さんが歌に詠まれたのは 第六版で確かに 最後の言葉は「んとす」。 最後の最後に 何という言葉出てくるか。

私たち みんな 自分では精いっぱい これがいいと思って時間を使っていますけれどもしかし それの半分はねよかったという気持ちがあるけど半分は やっぱり もったいないなとかねもっと違う道があったんじゃないかって常に引き裂かれたような気分というものを持っているわけですけれどもその辺りをね非常に端的に シンプルに言われた作品だろうというふうに思います。 後に この歌と その出来上がったお写真を併せて見た時に自由題の特選作品を続けて ご紹介します「行方不明だった アインシュタインの脳の一部が見つかったそうです。