その独創的な外観から国内外で 数々の賞を受賞し2015年にはドイツのデザイン最高賞を受賞しました。 3階まで上がっていける家など新しい材料や工法を駆使しながら自由な発想を建築デザインに落とし込むことで定評のある伴さん。 この「Mirrors」のデザインをする際伴さん 素材の持つ特性を生かしたある計算をしていました。
ただ単にだから… 自分を映すいわゆるファンクションを持っている鏡ではなく…。 次はですね 日本で古代より続く不思議な鏡を取材してまいりました。 工芸品としての価値はもちろんですが実は この鏡の中に不思議な画を映し出すものがあります。 日本で ただ一人魔鏡を手作りしています。 物を映すという役割のもの いわゆるファンクションのものではなくやっぱり 昔から古代から 鏡に対する思いっていうのはあったんですね 日本にはね。
実例でいいますと 私が「Secret Garden」っていう作品を作ったんですけども。 家族だけの秘密の庭っていうふうなコンセプトで庭の真ん中に土間の空間を作りまして光は上から こう日光は上から当たるんですけどもその土間に当たってまた 軒も出てましてそこに こう 反射させることによって室内に光を導き込むというかそういうような作用を利用している…。