日曜美術館「シリーズ北斎 此道を改革せん~画業に人生をかけた絵師〜」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

研究者ならではの視点で集められたこのコレクションこそが10万人 入った 北斎展のたった一人がね俺は 北斎 大好きだとこれで 一生 この人を調べますと言えば我々は また次の文化の種まきをしてるわけじゃないですか。 小野さんはフランスに お住まいでしたから肌で実感することもあったんじゃないですか?大体 日本美術が好きだっていう人 聞くと特に絵画の分野だとね「北斎」という名前はねやっぱ すぐ出てきますよね。 長年 北斎一筋に研究をしてこられた永田生慈さん。

まずですね 浮世絵がご専門で大和文華館 館長の浅野秀剛さんです。 そして 長年の北斎ファンと言っていいですね演出家の宮本亜門さんです。 早速ですが 浅野さん浅野さんにとって 北斎の魅力というのはどういうところに ありますでしょうか?北斎は 何でも描いてそして 全ての分野で一流になった人だと思うんですよね。

北斎は 35歳で春朗の名を捨て江戸時代 新年の挨拶に摺物を送り合う習慣がありました。 そうすると そういった人々から更に 次の注文が来てそれによって また北斎自身もクオリティーを高めていくってこういう 2つの因果関係があったんじゃないかなと思うんですね。 摺物っていうのは いわゆる普通の浮世絵とは 少し違ってですから 注文者から注文を受けた時にきれいな植物性色料とか ある意味金銀とか きらとかを ふんだんに見立絵も よくお描きになってるしその 絵の楽しみ方を いろいろ知っている方なんだなと思いますけどね。

さあ いろんなジャンルでね そうやって腕を磨き 努力をした北斎ですが絵師は 通常客や版元から 絵の注文を受けそれに応えるのが仕事です。 とても人間的なところと神々しいところとあって「北斎漫画」も含めてだけどこんなに 人間っていとおしいんだよというやっぱり 愛情が入っていてただ冷たく「絵を描くんだ」では 一切ないきっと愛情深い方だったような気がやっぱり絵から じわっとくるんですね。