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- 100分de名著 オルテガ“大衆の反逆” 第2回「リベラルであること」
- 2019年02月13日(水)
- 12:00:00 - 12:25:00
- オルテガは、大衆化に抗して自由主義(リベラリズム)を擁護する。その本質は野放図に自由だけを追求するものではない。そこには「異なる他者への寛容」が含意されている。
この番組のまとめ
作者のオルテガはファシズムや革命の時代に第2回は オルテガの考えた真に 「リベラルであること」について読み解いていきます。 一方で オルテガはですねリベラルという考え方こそが重要なんだとまあ 言い続けた人なんですね。 一般的には保守 対 リベラルというふうに対立するというふうに 特に日本では思われがちなんですけれどもいや そんなことはないっていうのがオルテガの結論ですね。
オルテガは 敵や反対者とともに統治していけるような人間のことを「貴族」と呼びました。 ブルジョアやエリートのことではなく勇気や責任感を持ち 大衆に迎合しない「精神の貴族」のことです。 そして貴族にとって 真理の探求は欠かすことはできないとオルテガは言います。 「貴族」という言葉ですけれどもどういうことなんでしょうか?そうですね まあ精神的貴族みたいな問題なんですけれどもつまり 階級という問題ではないんですね。
「超民主主義」と呼びました。 それこそが オルテガが指摘した「超民主主義」でありその後も ポピュリズムという形で存在しています。 重要なのは 彼は民主主義の否定者では全くないっていうことなんですよね。 超民主主義と言ってる「大衆時代の民主主義」は危ないんじゃないかっていう民主主義者なんですね。 彼は 「古い民主主義」っていうふうに言ってるのはやはり 過去から縛られた民主主義なんですね。