今日は ゲストに写真家の浅井愼平さんを お招きしました。 浅井さんは私も参加させていただいてます東京俳句倶楽部を創設されて…。 そういう点では 俳句って何か日本人の共通するものが…。 登場したときは アバンギャルドだった。 アバンギャルドですか。 句集はね いろいろ読まさしていただいて浅井さんは句集だけでなくてねあの この俳句ね。 「象という宇宙冬の動物園」浅井愼平。
だから 冬の動物園っていうのはそれだけでもう 物語があるんですけどね。 あのねアーネスト・ヘミングウェーが「何かを見れば 何かを思い出す」って言ってるんですね。 こう 立子は やっぱりそこはすごいなと思ったのはその 虚子が気が付くだけのことはあるなと思うのがねその土筆の 後ろ側にある物語の中から ままごとと…。 今日は立子自身が この句について話してるラジオの音源をお借りしました。 浅井さんの一番好きな立子の句を。
土筆野広がるっていうのは今すぐ広がるわけないんだけど摘んでいる人を見ていると土筆野が広がったように感じたという句だと思います。 それと 土筆という存在との関係がですね見事に俳句になってるっていう感じがしますね。 だから 人類と土筆っていうのがここで 詩になって出てくるところがね…。 人類と土筆はなかなか出ないと思ったけど。 土筆がなくなるっていうのは人類もなくなるってことにもどっかで つながってくことですよね。 でも 虚子の墓があるんでまあ 土筆より そっちいちもくさんで行こうというねそういう感じがして。
日常の何かそういうものとね土筆というね 自然。 それ 見ながらあっ 昔 土筆 摘んだ人たちまた いろんな友達いろんな人 ご先祖…。 「いろはにほへと ちりぢりに」っていうの ありますけどね何か そういう土筆から飛ばした過去懐かしさみたいなものがよく出てますね。 この場合は土筆だけど土筆なんだけれども土筆が持ってる裏側 奥ってのは膨大なもんじゃないですか。 さっき 営業の鞄の中にもそうでしたけど何か 土筆って 思わず摘むんですね。