未完成の サグラダ・ファミリア。 建築家 ガウディの作品として知られるサグラダ・ファミリアは100年以上にわたって建設が進められています。 先人たちの足跡をたどりながらサグラダ・ファミリアを完成させるためのチームをつくり上げてきました。 建築家ガウディのサグラダ・ファミリアの設計図はガウディは 独自の幾何学的なモチーフを建築に取り入れました。 ガウディの時代には 近くにある「ムンジュイック採石場」から切り出した石を使っていました。
アームストロングが信頼を寄せているのは発破技士のミック・トゥーティルです。 アームストロングたちは 全部でおよそ12万トンもの 完璧な石材を世界有数の巨大建造物に石材を提供しているんですから。 模型は 「聖具室」と呼ばれる低い塔のもので教会の裏手に建てるためにガウディが設計しました。 アンベルトのチームは 模型を基に高さ40メートルの聖具室を建てました。 聖具室は教会の西側に位置し 現在建築チームの拠点として使われています。 中央の塔の寸法に関するヒントは小さな聖具室の構造に隠されていました。
初めて このパネルを所定の位置に設置するんですから。 サグラダ・ファミリアを完成させるには大量の石が早急に必要なんです。 バルセロナ郊外の組み立て現場でパネルに ステンレスの骨組みを差し込む作業が行われました。 10トンのパネルが風にあおられれば船の帆のように激しく揺れて風が強まる中 最初の2枚のパネルを作業員が所定の位置に導きます。 6つの塔の建築が進む中 別のチームが豪華なステンドグラスの制作を進めていました。