サイエンスZERO「超ミクロな磁場が測れる ダイヤモンドセンサー」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

ダイヤモンドのセンサーの特長はナノレベルの細かい磁場まで測れること。 ダイヤモンドセンサーで磁場を測ると隕石の中にいくつかの青と赤の点が見つかりました。 超ミクロが測れるダイヤモンドセンサーがあったからこそこの発見がなされたのです。 日本で ダイヤモンドセンサーの研究をけん引しているのは…美しいダイヤモンドから生まれたただ そういう話じゃないですよね?今日は。 この切符の場合は 穴の近くに情報が多くあるのではないかということがダイヤモンドセンサーで分かりました。

ここでは 実際にダイヤモンドセンサーを作るために炭素原子1個だけを取り去ることに成功しました。 では どうやって窒素の隣を狙って炭素原子を取り去り穴を開けるのか 見てみましょう。 原子の配置は どのように変わったのか?もともとの黄色いダイヤモンド。 すると 光り方が変わりダイヤモンドは黒っぽく見えます。 そこで1,000度の熱を与えると炭素原子はみずから動ける状態に。 注目したのは ダイヤモンドの結晶を新たに作る際の土台です。 土台にするのは この人工ダイヤモンド。

ダイヤモンドセンサーの感度が良くなったことで細胞レベルの小さなものの磁場も計測できるようになってきました。 これは 観察用に入れた細胞より小さなマーカーの動きをダイヤモンドセンサーで捉えた映像です。 光センサーよりもこのダイヤモンドセンサーのほうが優位なところっていうのはどこですか?そうですね…新たなセンサーを広く社会で使っていくために電子工学が専門の波多野さんは 今自分とは違う分野である医療や生物学の専門家とも積極的に交流をしています。