日曜美術館「生き物のいのちを描く~知られざる絵師 小原古邨〜」

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この番組のまとめ

古の作品には江戸時代の 浮世絵版画研究の第一人者も驚きました。 小原古の展覧会が 神奈川県の茅ヶ崎市美術館で開催されています。 青年期 ある日本画家に師事し花鳥画の技法を学びます。 22歳ごろから展覧会に日本画を出品し始めると古は 幾度となく表彰され注目を浴びます。 日本美術を紹介する活動もしていた彼は古に 海外向けの日本画の制作を促しました。 欧米では 1878年の パリ万博以降日本画や浮世絵が注目され古の日本画は アメリカのオークションで引っ張りだこ。

まず木版画 そして浮世絵ファンとしても知られる 俳優のイッセー尾形さんです。 自然に対する敬意とか愛情を感じて生活をしていた日本のそういう いいところを 花鳥画の中にそのまま残してくれたようなそんな作品でないかなと思いました。 そのまま うつしたようであるということが言われるんですけれどもこちらにですね 原画と そして木版画になったものを並べてみました。 で 右が 木版画。

紙に凹凸を作る 浮世絵版画の技法「きめ出し」です。 古版画では 江戸時代の浮世絵に使われた さまざまな技法を駆使し更に 明治時代ならではの色彩で植物のリアルにも迫っています。 これがやはり近代以降の江戸時代の浮世絵には見られなかったさあ 今日は スタジオに本物の古作品をお借りしてきました。

こう 切れるような鋭さというんですかね緊張感があるというかね偶然にも 今回 茅ヶ崎市美術館に展示されている作品でした。 筆の表現のしかたに木版独特の技術とね 表現のしかたで新たな作品を生み出すというんでしょうかね。 で やっぱ 僕なんかは全然あれが 水面に浮かんだ月だっていうふうには分からなかったけどやっぱり たくさん摺って いろんな作品を見てらっしゃる沼辺さんにはそれが 光の加減とかからこれは水に映っている月なんだろうって分かるんだなと。