NHK俳句 題「たんぽぽ」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

第1週の司会は 今年度も引き続き私 小林聡美がお送りします。 そして選者も同じく 宇多喜代子さんです。 早速 冒頭の宇多さんの句ですけれども「たんぽぽの絮吹くときの目を細め宇多喜代子」。 さて 初回のキーワードなんですが「始末ということば」。 これをね ご存じの方がないんですけどね私どもはね 始末な生活とか始末なくらしとか始末のいいくらしとかよく使ったもんなんですよ。 このごろは ものは… 余計なものは捨てましょう 捨てましょうそういう始末のしかた。

これはね おろし金ですけど これはね私のうちがね 昭和20年の夏に 戦災で…当時 闇市みたいなね荒物屋さんの何かそういうとこで地金も しっかりしてるし。 昭和の道具っていうのは多く素材は自然素材を使ったしこういう 形もシンプルだったし。 本 買って帰ったら「あら あったわ」みたいなそういう おバカをするんですけどねこれを見る度にねああ 祖母や母の時代の台所は要するに 始末のいいくらしをしてたんだなと思います。

それが何か 宇宙の…飛んでいく瞬間に宇宙が爆発したっていう。 それを宇宙の爆発に捉えたところぱっと見たらたんぽぽが そばにあったと。 たんぽぽとお隣同士に座ってる感じっていうのが昼休みの のんびりした感じがとてもよく出てますね。 多分 兄弟なんでしょう。 宇宙… あれで言うと 原理で言うと兄弟なんだろうと思うけど「兄弟か」と。 小さいたんぽぽ これもね先ほどの太平洋なんかと宇宙と一緒で小さいものから 月と地球までをね引っ張り出してきたところ。

この学校はグラウンドの周辺に ず~っとたんぽぽが いっぱいあったという。 非常に たんぽぽに囲まれた学校グラウンド。 自分のグラウンドがこう 囲まれててもね。 そのライオンとタンポポを持ってきてそう おかしくないなと思って。 タンポポって ダンデライオンって英語でいいますけどそれは関係ない…。 何ライオン?ダンデライオン。 さて 宇多さんの三席を発表頂く前に私もこの中から 一席 選ばせて頂きます。