この言葉には若い頃 激しい衝突を繰り返した 今は亡き父岩次郎を心から敬う鎌田さんの思いが込められています。 健康づくり運動も44年やってきてるのでやっぱり自分が健康であるというのをしっかり維持しておくこととか人に「生活習慣 ちょっと変えてみたら?」という活動を医者 内科医として やっているから自分自身も ちょっと行動変容を起こせるようにってことでポジティブに生きている その姿そのパワーの原点に迫ります。 この日 鎌田さんが訪れたのは群馬県前橋市の講演会場。
経済的な事情は もちろん小学校しか出ていない父親にクローニン自身 医師で作家というまさに現在の鎌田さんと重なります。 父・岩次郎がくれた言葉…。 それを許してくれた岩次郎。 思わせてくれたのはやっぱ岩次郎のおかげだなと思いますよね。 僕の家 丸太小屋で造った時も「岩次郎小屋」という名前を付けたんですね。 300年後の僕の孫が「この家は誰が造ったんだろう?」といった時鎌田 實じゃなくて鎌田岩次郎が造ったんだって。
僕は 父から自由をもらってるから自分の判断でチェルノブイリに行くこともイラクの難民キャンプへ行くことも行ってあげたいなって思ってるし。 さまざまな顔を持つ鎌田さんにとって唯一解放され 素の自分に戻れる瞬間です。 1回生まれてきた以上 一生1回だけの人生だから 何か生き生きと最後は自由に生きていったらいいかなってそれを自分自身に言い聞かして鎌田さんが会っている青年は病院の理事長。 この病院を地域医療の拠点に育てようとする若い世代の新たな挑戦に鎌田さんも乗ったのです。