NHK俳句 題「蛙の目借時(めかりどき)」

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この番組のまとめ

だから 人間の営みとしての俳句ということをすごく僕は思っていて出題したんですけれども自分の句は 恐縮なんですが何か この眠い時間に何を取り合わせようかなという時に何か欠点のない…ピアノって弾くものじゃないですか。 僕も その…何かそれ 思い出したんですけど俳句履歴書っていうのをね履歴書っていろいろ書く欄があるじゃないですか。 履歴書って 名前も書くし特技とか家族構成とか書くでしょ。 だから 特技でも家族構成でも俳句作れるなと思って。

年を重ねた方の句は自嘲したり衰えを すごく自嘲…自虐的に言うような ユーモアの句も多かったんだけれども何かネガティブなことやめでたいみたいなことを言うのでなくその手前に 88になってみたらこうだったっていう驚きそのことが「目借時」というちょっと眠気を感じる時間と取り合わされてる。

今回 季語を「蛙の目借時」という季語で「目借時」でもよいというふうに募集したんですけれども「歳時記」にも「目借時」という五音の言葉でも載ってるんですが厳密にはやっぱり「蛙の目借時」であると。 多分俳句を教える先生の中には実際 「蛙の目借時」でなきゃ駄目だという人 いるんですよ。 僕は そこまで厳しくはないんですが「蛙の目借時」って フルで言ってほしいなっていう気持ちもあって3番の句と この句は特に そのことで選びました。