日曜美術館「にほん 美の地図~熊本〜」

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この番組のまとめ

小野さんが今回訪ねたのは 熊本県。 小野さんが まず最初に訪れたのは熊本のシンボル 熊本城です。 北東部には阿蘇山がそびえ西には 有明海や不知火海が広がる自然豊かな土地です。 まず やって来たのは城から車で10分ほど熊本市内にある美術館です。 その剣豪とは江戸時代初期に活躍した 宮本武蔵。 この美術館に勤める…実は 武蔵の名声を聞いた肥後藩主 細川忠利がその一枚が こちら。 さらに この美術館では武蔵の晩年の境地に触れられます。 武蔵が熊本の地で兵法の奥義をしたためた「五輪の書」です。

出迎えてくれたのは…小国町出身の洋画家坂本善三をたたえて開かれました。 美術館が収蔵するのはこうした坂本善三の抽象画を中心に何度来ても 新しい善三の作品に出会うことができます。 坂本善三は 明治44年小国町の酒蔵の三男として生まれました。 12歳で画家を志した善三は地元の中学校を卒業後すぐに東京の美術学校に進学し洋画を学びます。 ヨーロッパの壮大な建築に惹かれた善三は絵も よりシンプルに抽象的な画風に変わっていきました。 坂本善三は 小国の風土 自然がつくりだした画家だったのです。

つなぎ美術館の学芸員 楠本智郎さんです。 実はこれ美術館の屋外展示作品です。 駅を出発し 美術館に向かいます。 そして小野さんが ようやくつなぎ美術館にたどりつきました。 アートによる町づくりを目指し町立美術館がオープンしたのは17年前の平成13年。 しかし 郷土出身の画家もいなければ豊富な美術品のコレクションもありませんでした。 舞台は廃校となった赤崎小学校。 水曜日の個人的な出来事を 赤崎小学校の住所に送ってもらうことにしました。 描き終えた作品は美術館の所蔵品となる仕組みです。