趣味の園芸 大江戸花競(くら)べ 十二選 1「サクラソウ 草も桜を咲きにけり」

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この番組のまとめ

名古屋で 園芸店を営むかたわら江戸時代の園芸書や絵画を集め研究にいそしんでいます。 江戸園芸第一回目のテーマは サクラソウ?サクラソウでございます。 大江戸花競べ十二選第一回は サクラソウ。 園芸品種となったのは江戸時代。 江戸の人たちは サクラソウにのめり込んでいたそうですよ。 さあ まずは サクラソウの品種紹介です。 まず サクラソウの原種をご紹介しましょう。 これが 関東平野に自生をしていた普通のサクラソウなんですね。

こちらも 江戸時代のサクラソウ。 同じサクラソウ属のものがありますので種間で交配したりということをしながら新しい種類をつくってあくまで 日本サクラソウの中で生み出したということですね。 じっくりと観賞するというところに江戸の園芸の特徴がございます。 伝統的なサクラソウの花壇です。 江戸時代には 安価な植木鉢が手に入りにくかったというのもありますが。 江戸の園芸はね観賞する 見るだけではなくてさあ こちらに花後のサクラソウ ご用意頂きました。

サクラソウは 花が終わったあと根のように伸びる茎 根茎が株元で成長して 芽を出します。 あっ…!講師が どうしても伝えたいことがある時に出す江戸の粋短冊!まさかのツッコミ返し。 えっ どういうことですか?もともと このサクラソウというのは山では湿り気のあるところそして この平地では河川敷 川っぺりのところに生息している植物なわけですね。 増し土は 自然をよく観察していた江戸の知恵だったんです。 いや~ それが江戸園芸の醍醐味ということですね。 これからね この大江戸花競べ十二選として 江戸園芸。