チョイス@病気になったとき「知っておきたい くも膜下出血」

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この番組のまとめ

この くも膜下出血は脳卒中全体の1割程度なんですけれども太い血管から出血するため脳卒中の中でも最も死亡するケースが多いといわれています。 大きく広がった血液ですくも膜下出血とは脳の太い血管に「動脈瘤」というこぶが出来その こぶが破れて出血する病気です最初に運び込まれた病院には専門医がいなかったため専門医のいる病院へ移され血管が破れた場所を突き止めるための検査が始まりました少し膨らんでいるのが動脈瘤です。

何となく 遺伝的なものっていうのもあるんですか?強い遺伝ではないですけども 近親者にくも膜下出血ないし動脈瘤がおられればやはり注意されたほうがよろしいと思います。 動脈瘤のこぶが出来た時点でもう頭痛ってするんですか?こぶが出来た時点では 頭痛はないですね。 じゃあ それが出血したときにくも膜下出血の症状として頭痛が出てくるんですか?この頭痛も非常に多い症状ですけどもくも膜下出血の頭痛はですね血管に開いた穴が 比較的 大きいので突然 起こる激しい頭痛これが 軽症な方の症状なんですね。

ですから あの…「髄膜刺激症状」というんですけどくも膜下出血が広がった影響で腰の症状をいわれてるんだと思いますし。 これはまた くも膜下出血が起こって2日 3日するとですね肩とか背中の筋肉がこわばってくるんですね。 くも膜下出血が起こったんじゃないかということになると思います。 大体2週間ぐらいでですねほぼ半分以上の方が再出血するというふうにいわれております。

検査の結果 干場さんはくも膜下出血を発症していましたこちらが…全然 ちょっとそういう前兆って 後から考えても…これが…先端からプラチナ製のワイヤーを出していきます。 くも膜下出血を発症した患者の3割がその後 2週間以内に脳梗塞を起こすといわれています。 干場さんも 小さな脳梗塞を起こしその後遺症が出ていたのです筋力が衰えていたため立つ 座るを繰り返し仕事の復帰を目指して懸命に リハビリに取り組みましたさらに手先を使うリハビリなども続け1か月で麻痺も回復。

今まで聞いているとクリッピング術にするのかコイル塞栓術にするのかっていう治療のチョイスがあるんですけどどういうふうにして決めていくものなんですか?それを こちらにまとめています。 クリッピング術 コイル塞栓術のメリット デメリットをまとめました。 まず クリッピング術のメリットなんですけれども歴史が長く長期的な成績が分かっているので安全性が高いです。

そうすると やはり このこぶの上に また こぶがあるという状況はですねこの人の場合は やっぱり動脈瘤のある「親血管」といいますけれどもそれに対して動脈瘤の入り口が広いのでそうするとその部分を確実に挟むにはやっぱり 血管内治療よりもクリッピングが適切じゃないかという判断でこの手術をお勧めいたしました。 未破裂の動脈瘤の治療には2015年に保険適用となった「フローダイバーター留置術」という血管内治療もあります。