100分de名著 平家物語 第1回「光と闇の物語」

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この番組のまとめ

誰もが知る 印象的なフレーズで始まる「平家物語」。 そんな物語が いつの時代も人々の心を捉え続けてきた理由とは?「100分de名著」 司会の…伊集院さん 久しぶりに日本の古典をご紹介しますね。 ご紹介するのは こちら 「平家物語」です。 これは 誠に異例な!琵琶奏者の塩高和之さんとのコラボレーションでお届けします。 「平家物語」は 清盛を中心に栄華を誇った平家一族の耳ざわりが気持ちいいししゃべってみたくなるのも含めて。

何度も出てくる言葉にですね「用意」という言葉があるんです。 それに対して 貴族の大事なのは…力関係としては どうだったんですか?当時は。 重要なのは天皇家宮家。 それから 摂関家を中心とした貴族。 まず 天皇家に対してはさっきの得長寿院も含めていろんな寄進をします。 実は この天皇家 貴族 寺社勢力この3つはですねあんまり仲良くないんですよ。 「平家物語」の中に 実はいろんな「悪行」という言葉が出てるんですけどもこの「おごり」が最も重要な「悪行」なんです。 資盛は 往来で摂政 藤原基房一行と出会います。

清盛の方が激情の本当に もう やっちゃえ やっちゃえやっちゃえみたいなのに対して重盛は いや待って下さいと。 これ 重盛の大事なのは儒教的価値観を持ってくるんですよ。 ところが重盛はこれから組織として 持続可能性サステイナビリティが大事なんですということを言ってるわけです。 平家は 清盛の太政大臣をはじめ朝廷の重要ポストを軒並み独占する我が世の春を謳歌。 それを妬んだ大納言 藤原成親ら貴族が「自分は 法皇に背く逆臣にも清盛に背く 不孝者にもなれない。 その両方とも後白河院に味方したのが清盛なんですよ。