♪～それからずっと パパは毎月新聞と一緒に 私の写真を撮っている。 ヒラヒラの 白いスカートにキラキラの カーディガン。 何事かと受話器を取ると小児科医の スーラー先生だった。 スーラー先生が 僕らを小部屋へと案内してくれる。 僕の父は 白血病で ５９歳で死んだ。 私たちは あなたの血の中にお薬を入れて…オディールは 血液内科の医長だ。 僕は ピンク色の携帯でカリに電話した。 ミカが白血病なんだ」。 毎週日曜日はおばあちゃんちに行く。 気持ちを落ち着けて姉のシャンタルに電話をする。
アナベルが僕を抱きしめる。 でも 僕が何度か泣いて起きるうちに アナベルは眠った。 ある日 弟が山へ出かけ猛吹雪で行方不明になった。 けれど翌朝 ヘリコプターが崖の下にいる弟を発見した。 ミカや ご両親の気持ちと私や看護チームの気持ちを比べる事はできない。 患者に 感情移入しすぎると効率を損なうおそれがある。 入院初日からミカは 絵を描いている。 左利きなのに 点滴で使えないので右手で描き始めた。 病院で過ごす２度目の夜「ロシュフォールの恋人たち」を見ている。
中にはこの面談を 家族の歴史として記録しようとする親御さんもいます。 オディールの治療計画によるとこれから半年間骨髄の化学療法に入る。 ウイルスに感染する可能性があるからだ。 ブルーノは化学療法の段階ごとの日程をリビングの壁に貼った。 毎日の投薬量や 注射と骨髄検査で通院する日程がミカは身も心も消耗するだろう」と。 まず 食事に塩分制限が必要。 ホワイトチョコのような。 家族全員で見入ってしまう。 背中のバッテンは オディールが３日前にペンで書いた。 治療が進むにつれ恐怖感は増していく。