ETV特集「傷ついた故郷と向き合う~熊本地震3年 南阿蘇村〜」

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この番組のまとめ

大きな被害を受けた人々は傷ついた故郷で 何を思い江戸時代から 200年の歴史がある老舗旅館地獄温泉「清風荘」も その一つでした。 3年前の熊本地震。 地獄温泉は 完全に孤立しました。 地震から5か月たった この時も地獄温泉への道は 通行が制限され一般の車は通ることができませんでした。 地震と土石流とによって旅館は 壊滅的な状態になっていました。 地震で 7頭の牛をなくした藤本義雄さんです。 母牛が産んだ子牛を市場に出す繁殖農家にとって母牛が妊娠するかどうかは 死活問題です。

妻と話し合い 一時は南阿蘇を離れることも考えました。 道路の復旧が遅れ 旅館を埋めた土砂を出す作業も終わっていませんでした。 この日は 旅館再建の設計を依頼している建築士と打ち合わせです。 特に どっちかというと遊びで酒飲んでなんか贅沢してみたいなイメージよりはほんとに ほっとしに ここに今 風を感じてもらったように村内の幹線道路沿いに 移動販売のキッチンカーがやって来ました。 キッチンカーは知人が復興を支援したいと格安で譲ってくれました。 南阿蘇村を離れるか迷った時まず 3人の娘のことを考えました。

背景には 全国で相次いだ災害の復旧工事や東京オリンピック関連の工事などで大工などの人手が不足。 あか牛農家の藤本義雄さんです。 処理場に出される可能性もあったふじみつは元気になり2頭目の子牛を産んだばかりでした。 集落28軒のうち 11軒がまだ仮設住宅で暮らしています。 新しい一年の無病息災と五穀豊穣そして 集落が昔の姿を取り戻すことを祈ります。 まだ 仮設住宅での生活が続いています。 地震で全壊した自宅は解体し車庫だけが残っています。 どういう感じになるんですか?こっちから自宅とレストランって形ですね。

この日 増田さんのキッチンカーが阿蘇山を登っていました。 南阿蘇の埋もれた魅力を 新たな観光商品として売り出そうというのです。 一旦 そこの下が駐車場なんで駐車場に スタッフがいます。 増田さんのキッチンカーが受付に変わりました。 地獄温泉「清風荘」ではすずめの湯の再開の日が迫っていました。 そこから 体育館まで一緒だったですかね。 体育館まで一緒で母たちとは 仮設で一緒でね。