NHK高校講座 物理基礎「投げられた物の運動~放物運動〜」

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この番組のまとめ

しかも 4番でエースの先輩がすっごくかっこいいの!何だ 野球の試合っていうよりその先輩のお話な訳ね。 その先輩がいいところで逆転ホームランを打ってね真っ青な空に白いボールが放物線を描いて飛んでったの。 どうしてかな?だって 水平に投げた場合でしょ?水平方向に速く飛んでいても落ちやすさには関係ないんじゃないかな。 一定の時間ごとに止めてみると水平方向に打ち出しても曲線を描きながら次第に下に落ちていくのが分かります。 まずボールの運動の水平方向に注目してみようね。

上向きを正つまりプラスとすると加速度は下向きマイナスになってるっていう事だね。 でも下向きに速くなっていくからこの場合の加速度は負の加速度になっている。 ず~っと上がる時も落ちる時も常に下向きの負の加速度だっていう事なんだ。 ところでこの運動を速度と時間の関係つまりυ−tグラフに表すとどんなふうになりそうかね?等加速度直線運動のυ−tグラフは直線だったよね。 そして1秒後にはそこから重力加速度だけ減るからυ−でこの緑の矢印にようになる。 しかも傾きはマイナスだから負の加速度だっていう事だね。

等加速度直線運動なのでこの式を使って求められます。 ただし重力加速度が負の方向に働いているので加速度aを−に変えて速度υは υ−t。 噴水の水も放物運動をしています。 放物運動をしているんですよ。 斜め上に飛び出す放物運動の場合水平方向には等速直線運動をしています。 結局 放物運動をするものは初速度と打ち上げ角度が分かれば動きを全部 計算できるって事だよね。 外野に上がったボールの落下点も落ちる時刻も空気抵抗さえ考えなくてよければ正確に計算する事ができます。