今回 取り上げる時代は 平安時代後期2大勢力へと 成長を遂げるのです。 今回のテーマ 「武士の登場」に迫る3つのポイントは…。 やっぱり 「武士道は死ぬことと見つけたり」っていうあの「葉隠」の一節を体現した人だなと思ってもう かっこよくって…。 ちょっと意外な感じもするよね?どうして 弓と馬が大事だったかというのはそれは 武士がどのように誕生したかを知ればおのずと分かるんですよね? 先生。
将門と同族の平氏であり東国の豪族が成長した武士です。 武士団は 武装した地方の有力な領主である惣領を頂点にその一族 家子で構成されました。 武士団は 血縁を中心に地縁によって 拡大していきました。 やがて 信望厚い統率者を棟梁と仰ぎ大武士団となっていったのです。 さあ そして武士団の中で2つの大きな勢力が現れます。 源氏は どうやって東国に勢力を広めたんだろう?桓武天皇を祖先とする平氏を桓武平氏と呼ぶのに対し清和天皇を祖先とする源氏は清和源氏と呼ばれます。
その およそ20年後には後三年合戦が起きます。 清和源氏が東国で 勢力を広げる一方桓武平氏は 西国を中心に朝廷での地盤を固めます。 奥州藤原氏が 岩手県の平泉で築いた独自の文化についてお話ししたいと思います。 奥州藤原氏といえば 後三年合戦で源氏が手助けした藤原清衡と基衡 秀衡 泰衡ですよね。 後三年合戦のあと力をつけた藤原清衡はこの平泉に 本拠を構え独自の文化を築き上げました。 日本列島で産出された金というのは当時は ほとんど平泉周辺。 あの平泉の中尊寺金色堂ほんとにキラキラして美しかったんですけど…。