日曜美術館「微笑(ほほえ)む仏~柳宗悦が見いだした木喰仏〜」

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この番組のまとめ

木喰です。 当時 忘れ去られていた木喰の仏像を柳は 全国を旅して発掘していきました。 木喰が ふるさとの山梨県で彫った観音菩。 大正13年 柳は山梨県池田村の村長の家で木喰仏と運命的な出会いをします。 木喰の研究を決意した柳は出会いから半年後の大正13年木喰のふるさと現在の山梨県身延町のそれは 木喰が自らの経歴などを記した自筆の文書。 木喰が その文書を書いた頃ふるさとで彫った自分自身の姿です。 この時 木喰は 数え84歳。 木喰は 1718年丸畑の農家に生まれます。

それから 大正時代に全国にちりぢりになってしまった5体含め 全部で7体が集結をしておるんですけども木喰の歌のようにまるく まん丸です。 諸国を遊行して 1,000体以上の仏像を刻んだ 木喰。 薬師堂の木喰仏は 集落の人々が持ち回りで世話をしてきました。 木喰の全国各地への遊行の旅。 木喰は大変な苦労の末国分寺を再建しました。 中には 国分寺の再建の際に本尊として木喰が彫った巨大な五智如来の像が安置されています。

これが まさにね木喰仏の祀られる場所それから祀られる信仰の対象そういったものが象徴的にね寝具もなく 冬でも一枚の衣だけで過ごしたといいます。 本尊の如意輪観音を中心に千手観音や十一面観音子安観音や馬頭観音など合わせて35体が並びます。 そのエネルギーというかね心持ちといいましょうかそれにびっくりするんですけれどもそういったエネルギッシュっていうかね年を重ねるにしたがってより像としては完成度になるそういった木喰さん自身の生きざまというのがね非常に勇気づけられると思うんです。