鈴木登紀子さん 94歳。 ばぁばの愛称で親しまれている日本料理研究家です。 和食を中心に 600品以上のレシピを提供してきました。 本当に ばぁば鈴木先生の笑顔がどうぞどうぞ。 ご主人様の清佐さんはお料理については どんなふうな?全然何も言わなかったんですけど私が見ててほら初めてだから好きか嫌いか分からないのがあるでしょ。 清佐さんの反応を見ながらお料理を作られた?そうそう。 それで始まったのが料理教室なんですよ。 さあ そして 料理名人の名が知れ渡ることになって 昭和52年です。
だって一番最初の私もう一回見たいと思うくらい。 今日は スタジオに ばぁばに お料理をご用意頂きました。 大丈夫殿は大丈夫。 殿は大丈夫。 そのお箸置きが ちょっとカピカピとなっちゃうの。 洗う時 カピカピってなります。 そして三品目が…お手軽なね幕の内型で抜きましたが火を使わなくたって無限にできる一口のおすしです。 ばぁばがですね その母の教えを守りそして伝えているのがこの50年以上 続けていらっしゃる料理教室なんです。 母親の教えを受け継いで始まったばぁばの「料理教室」。
ばぁばが エレガントでいらっしゃるから生徒さんも エレガントでいらっしゃいました。 本当に こう見て 伺っていると大好きな料理とともに順風満帆な人生を送ってこられたというふうに思えるんですけれどもばぁばは 80代後半になって立て続けに重い病気に見舞われました。 1人は背が高くてね ロイド眼鏡かけてねアメリカ帰りの先生なの。 採血をする看護師を「吸血鬼」。 背の高いアメリカ帰りの担当医を「ロイド先生」。 ばぁばは カルビタンにサイコロステーキと次々に平らげていきます。