江戸の街に突如現れ人々を あっと驚かすと岩下さんから見た写楽作品は?ひょっとしたら女性が描いたのかもしれませんし。 そして 浮世絵専門の美術館太田記念美術館で学芸員を務める渡 晃さん。 ♪~まず 作家の岩下尚史さんは写楽の魅力は どこにあると?はい。 そして 東京の太田記念美術館の学芸員で長年 役者絵のご研究をされている渡 晃さんです。
そもそも 役者絵とは俳優のブロマイドのようなもの。 美化して描くのが役者絵の通例でした。 三代目瀬川菊之丞はその美貌と 切れのいいせりふ回しで定評のある江戸歌舞伎を代表する女形でした。 しかし 写楽の描く菊之丞は不格好なまでに鼻が大きく絶大な人気を誇った女形にも年齢的な衰えが忍び寄っていたことを写楽は隠さず描いたのです。
そういう感じで…いわゆる 役者絵というのは例えば 今で言うアイドルのポスターを家に貼っておくような感じで商品化するというのが 多かったっていうことなんですよね?そうですね。 まあ そんな型破りな技法で今までにない形で役者絵を描いた写楽がじゃあ一体 本当は何を描きたかったのか続いては そちらを見ていきます。 彼は 一体何者だったのか?浮世絵について論じた江戸の書物にこんな記述がありました。 それがよく分かるのが江戸時代を代表する女形の一人四代目岩井半四郎を描いた一枚。
しかし この表情を見ておりますと芝居の一場面ということを離れても非常に 何かこう 寂しさこの人気絶頂の女形であるのに芸能は大体 能も歌舞伎も そうですけどその役を見に行ってるんですけど結局その役者を見てるわけです 我々は。 一応あの いろいろず~っと議論がありまして今は その阿波の能役者の斎藤十郎兵衛という説が有力には なってるんですがまあ 100%それで言い切れるっていうことでは ありませんので。 設立当初より 写楽の大首絵を復刻することに尽力してきました。
昔から こうやって 日本人の女性はキラキラ 好きだったんだなあというのを 今回 拝見してより深く感じました。 でもね 僕すごい 今お話聞いてて思ったんですけどクルトさんは 恐らく自分が生きていた その 同時代のそのヨーロッパ近代の社会の問題みたいなものを通して昔の人じゃないけどまあ松尾芭蕉ですよ。