NHK短歌 題「名」

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この番組のまとめ

いわゆる そのフィクション虚構の世界だからこそその中で話す人間の言うことは嘘はないように嘘の世界にならないようにというのは考えています。 短歌って 本当のことをうたわなければいけないみたいな誤解があるんですけど短歌も フィクション 全然OKです。 そのために関数表が必要でその関数表を見ながら射程を決めていたということだと思うんですね。 そういう関数表に書かれている数字という無機質なものを見ながら激しい戦闘の中にいたそういう感じがこの「関数表」というアイテムを出すことによってすごく はっきりしてきます。

「チェコプラハ マサリク駅」という固有名詞が すごく良くてこれだけでね あの東ヨーロッパのりんとした空気とかねそういうのが伝わってきて旅情のある歌だなと思いましたね。 まあ 雲って考えてみれば水蒸気でHOのかたまりにすぎないんですけどでも こうやって太郎って名前をつけると急に それが生き物のようなあるいは 人間の子供のような生々しい感じになって逆に そのことによって 雲の動きとか変化というのが よく目に入ってくる。

実は この滝沢 亘というのは長く結核の病気にかかってまして最晩年の歌なんですけどまあ 子供もいなかったしこのコーナーでは上達のポイントに沿って大辻先生に投稿作品の中から 添削をして頂きます。 すごく感心したのは この上の句がね「波線のセリフに小舟漕ぎ出すは」というとこですね。 ここは思い切って ここ 「は」を切ってこの第三句で ズバッと切った方がいい。 例えば こうして「波線のセリフに小舟漕ぎ出だす」。 第三句で 第三句切れをしたわけですね。