ドキュランドへようこそ「夢見るロケットマン」

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この番組のまとめ

しかし 私はついにその夢を実現する資金を手に入れジェットエンジンを搭載した飛行装置ジェットパックの開発に着手したんです。 今から50年ほど前軍から依頼を受けた ある企業がロケットベルトと呼ばれるロケットエンジンを搭載した飛行装置を開発しそのデモンストレーションがディズニーランドで行われていました。 そこでジェットエンジンに取り組みました。 ネルソンと取り組んだ最初のジェットパックはタービンエンジンでした。 私たちは唯一 市場に出回っているジェットエンジンに頼ることにしました。

デイビッドはジェットパックの開発を進めましたが私は 何としても飛ばなくてはいけないと思っていました。 そして 既に開発が進んでいたロケットベルトならその思いを早く実現できると考えたんです。 近所に住む うちの家族の友人がベル・エアクラフト社のロケットエンジニアで夢のような飛行装置を開発していたんです。 すごいと思いませんか?ベル社は20秒しか飛べないロケットベルトに実用性がないことに気付き1969年に開発計画を断念しました。

68年から69年にかけてベル社は ロケットに関する研究開発を全て中止しジェットエンジンに転換しました。 ジェットエンジンを使えば飛行時間を延ばせると考えたためです。 新しいエンジンは大きく揺れるため壁にぶつかって跳ね返されその度にジェットパックが左右に傾きます。 案の定 ネルソンとデイビッドは完全に衝突していました。 一人で訓練を重ねた結果ついに ジェットパックはまっすぐ上昇しました。 「ジェットパックは完璧に飛んだ。