地球ドラマチック・選▽古代ローマ陰謀と退廃の街海に沈んだもうひとつのポンペイ

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この番組のまとめ

♪~イタリア ポンペイから程近いナポリ湾に世界有数の海底遺跡が眠っています。 皇帝を含めた 古代ローマの特権階級の人々にとってバイアエの街の半分は海に沈み何が 古代ローマの特権階級の人々をこの街に ひきつけたのか。 地上に残る豪華な遺跡にバイアエの繁栄の跡を見る事ができます。 その海底遺跡の広さはポンペイの およそ3倍もあります。 このプロジェクトにより 海底に沈んだバイアエの3Dモデルが完成します。

バイアエ流の煮込み料理に使われた食材はカキ ムール貝 ウニそして 野菜です。 こうしたごちそうはバイアエの特権階級の人々しか口にできませんでした。 これぞ バイアエの魅力です。 一方でバイアエの贅沢の裏側には暗い側面もありました。 豪華な別荘が建ち並ぶバイアエの街はおよそ半分が海に沈みました。 しかし バイアエに特有の魅力をもたらしたのはこうした火山活動による破壊的な力でした。 このように火山活動が活発な地域では天然の温泉が湧きます。 バイアエでは天然資源を利用できました。

ミラビリス貯水槽です。 水はローマ帝国最長の水路の一つアウグスタ水道を通ってミラビリス貯水槽まで運ばれました。 ミラビリス貯水槽とアウグスタ水道はこの地域に欠かせない建造物でした。 なぜなら この水道はバイアエを含む ナポリ湾周辺の全ての街にとっての生命線で管理者はその水をコントロールできたからです。 ルートを再現してみると 道はバイアエからナポリ湾を横断してプテオリという街までつながっていました。 穀物などの必需品からさまざまな贅沢品まで大規模な円形闘技場では特に人気のある興行が催されました。