NHK俳句増刊号「歳時記食堂~おいしい俳句いただきます〜」

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この番組のまとめ

その名も…もてなしてくれるのは俳句に詳しい女将と…俳句勉強中の看板娘。 でも 俳句は からっきし。 こちらのお客様 俳句歴は33年。 僕は 全然 俳句は詳しくないので本当 素直な意見になると思いますけど食べたら 「まことに青い」と。 いやいや 本当… ライドオンですけど。 こういうのライドオンっていうんですけど。 俳句をどう鑑賞するかは 人それぞれ。 それでは 俳句は 面白くなくてさっき 奥田さんおっしゃったように青き味がみそなんです。 何でしょう…俳句を みんなで鑑賞しながら食べるとすごい集中しますね。

ここで 俳人 細見綾子をご紹介します。 細見綾子は 明治40年に現在の兵庫県丹波市で生まれました。 若き日の綾子にとって俳句こそが生きる支えだったのです。 チューリップって本当に 見ているとね豊かな気分になって 顔がほころんでくる。 これも細見さんの代表句ですけど本当に「ふだん着でふだんの心」っていう…。 俳句には 一番大事なとこなんですね。 鱧を詠んだ二品目の俳句が こちら。 湿気が多くなってるよっていうこの時期は 鱧の皮でうちらは 雨見るよっていう気象予報士。

すごいなと思うのは「来さうよ鱧の皮」っていうそこをつないでしまうというのが俳句の面白さ。 この方はね 私の知る限り我が俳句界で トップクラスで食に関する句をお作りになった方。 食べ物を詠んだ俳句で知られる 草間時彦。 製薬会社のサラリーマンだった草間。 単純じゃない蜜豆逆に知らないですけどね。 単純な蜜豆になってますか?あら。 ああ これを こうやって見てこっちを見ると「単純な蜜豆でしたわが青春」。 その主人の俳句がなかったら私 きっと 俳句の道に進まなかったと思うんですね。