日本を代表するSF作家 小松左京。 ♪~今月は SFの巨匠「小松左京スペシャル」です。 例えば 宇宙の中で自分とは何かとかっていうこと自分にとって全宇宙とは一体 何なのかというようにまさに そこが小松左京である。 小松左京が 今の言ったような意味での宇宙とは何か宇宙の中での知性とは何かというようなことを主題化した最も 戦後の中の草分け的な存在だというふうに思いますけどね。 これは 「S−Fマガジン」というSF専門誌の空想科学小説コンテストというのに応募した作品なんですけど努力賞だった。
このTマンは 未来から やって来た時間管理庁の捜査員で「日本は無条件降伏したんだ。 宮崎さん この まずキタ博士はどんな人と言っていいでしょうか?未来の歴史学者なんですけどマッドサイエンティストなんですねぇ。 これに対して それを何とか止めようとする時間管理庁捜査員ってこれは 今で言うところの 例えば…そういう存在でいわば 誤った歴史というのをちゃんと正していこうと。
終戦を中学3年で迎え30代後半になった主人公が混乱する主人公に 妻は こう言います。 この「戦争はなかった」はそういう意味では 「戦争はなかった」の主人公の言いぶりと「地には平和を」のキタ博士の言いぶりってなんか似てませんか?ああ~。 しかも 発表から時間がたった今街角インタビューで若者によっては日本が アメリカと戦争したことを知らない若者も いっぱいいるわけでむしろ これ SFじゃなくなってきちゃってるみたいなところも…。