ここからは 菅井七段による講座「菅井流 やんちゃ振り飛車」でお楽しみください。 ６月の講座は 相振り飛車戦の考え方について 学んでいます。 飛車角銀桂 これを全部使うのが…。 ３五歩に対しては今度は どのように組んでいけばいいんでしょうか？自然なのは ７七桂なんですけどもこの場合は ６六角と好位置の角ですね。 相振り飛車戦でも同じことが いえるんですね。 これで 飛車角銀桂が全て使える準備は整っていますね。
こうなっては後手も困りますので５四歩と 銀にぶつけていくのは どうですか？ここでも ４六銀と引いてもらえるとですね攻め駒が遠のいて受けやすくなるんですけどもここでも ４四歩が積極的な手です。 ４一飛車成。 ３一角成がありますので…。 ただ 今度は この飛車を狙って４一銀と打っていきます。 飛車を逃げる手が自然な… まあ７一ですかね逃げる手あるんですけども３三金と取られて…。 なので 攻めも切れないですし「王手飛車を狙う」。
上級者になるためには何が必要なんですか？ま 上級者というか…そうですね 将棋は指せなくても棋士の所作を知っていると楽しみ方が増えると思うのでちょっと自分なりにプレゼンしていこうと思います。 葉月さん 前将棋会館をデビューした時に渡辺・菅井戦の対局を見たと思うんですけどその時に 棋士の対局を見て何か覚えてますか？いや 最初の方っていうのは 緊張しててあんまり記憶にないですね。 こちらは 葉月が将棋会館デビューした時見学させてもらった棋聖戦の 渡辺・菅井戦。 上位者の渡辺二冠が駒箱から駒を出し先に並べます。
私たちアマチュアが対局するときは 誰がやるんですか？じゃあ いきますね。 そして 駒が こう立った場合駒が立ってしまった場合などはその駒を数えずにカウントするんですね。 以前 記録係が こう振ってバッて やったら対局者のお茶に入っちゃって。 対局前に ちょっと笑って和んじゃったことが一度ありましたけど。 これを覚えることで更に楽しくなること間違いなし！解説には 必ず 符号と呼ばれるものがありましてその符号を理解していただくとみんな楽しめるんですね 将棋が一層。