子どもたちが食い入るように見つめているのは絵本作家かこさとしの代表作「だるまちゃんとてんぐちゃん」。 くりぬいて で ガラスをしてその上にプラスチックをしてっていうもう全部自分の手作りなんです。 かこさとし 本名 中島 哲は1926年 福井県越前市生まれ。 「敗戦 指導層と庶民の無定見節操のなさに人生の目標を失いそんな かこを変えたのは多摩川河畔の川崎市古市場地区でした。
セツルメントには大勢のボランティア仲間がいました。 自分が下手では子どもたちに申し訳ない。 かと思えば 子どもたちに大人気のこんなポップなスタイルも。 デビュー作「だむのおじさんたち」は水力発電のダム建設がテーマです。 にじんだ墨色に乾いたハケで渦を描くことによって主役のキャラクターにかこは こだわりました。 それにしても なぜ だるまなのでしょう?作ってみたいなと思ったのがちょっとの皮切りで第1作の試作を見るとかこがリアルな郷土玩具を意識していたことが分かります。
かこの絵本の もう一つの柱 科学絵本。 2017年 海洋研究開発機構がNHKとの共同研究により観測をするようになるとは思ってもみなかったです。 幼い頃から かこさとしの科学絵本に親しんでいたといいます。 この かこさんの絵本というのは必ず身近な本当に一番近いところから始まっていってで 海水浴とか潮干狩りをすると必ず目にする貝やカニやそういった生き物がですねだんだん現れてきて身近なところから海でしたらだんだん深い方向に潜っていくというか世界が進んでいくんですね。
これは 私が今の仕事に就いて改めて この本を読み直してみて最後にこの言葉が出てきて非常に驚いたとともに「さあ、それでは あなたも わたしもみんながんばりましょう。 蛇腹スタイルに。 読者の方の想像力がすばらしいな。 だから 科学絵本なんです。 科学絵本は すごく…。 それが4枚続いて 一番最後がこういう あれになるということです。 人類なり この地球上の生物のよってきた それはビッグバン以降の問題なんだからそれを全部一望にすると。