２年前 将棋の第一線から退いた棋士の加藤一二三さん。 １９４０年 福岡県生まれの加藤一二三さん。 「棒銀の加藤」と呼ばれ 研究されやすい作戦でありながら 負けませんでした。 そして劣勢だった加藤さんが起死回生の手を打ち 逆転勝利を遂げます。 心を落ち着かせるため加藤さんは対局中休憩時間に教会でミサにあずかることもありました。 「勝たせて下さい」って祈りますと…家族と信仰を支えに ７０歳を超えても第一線で戦い続けた加藤さん。
引退というのが決まって家に帰ってきたらですね妻が「お疲れさま」といって ネクタイをプレゼントしてくれたんですね。 勝って帰ってきた時にネクタイをプレゼントしてこのネクタイをつけてですね これからも度々 勝ってほしいという願いを込めてネクタイを用意してたと言ってます。 これから結婚するという若いカップルに向けての結婚講座。 若いカップルを見守りその幸せに貢献することは加藤さんの活力にもなっています。 キリスト教というのは とても結婚生活を大事にするんですね。
特に妻の結婚生活といえば例えば買い物に行って 料理を作って日の当たるところに洗濯物を干してですね洗濯物が きれいに乾くことなんか忍耐というのはですね一口で言うとその後の人生にも生きてますか？そうですね。 将棋 そして キリスト教から学んだ人生論を学生に語ります。 将棋の魅力を より知ってもらおうと女性や子どもなど 初心者向けの講座で講師を務めています。 将棋は 加藤さんの人生そのもの。