平池さんは女性医学がご専門ということですがこの40代50代この女性の健康問題というのはやはり この年代特有のものというのは あるんですか?はい そうです。 さあ そして続きまして女性の健康とメノポーズ協会 理事長の三羽良枝さんです。 三羽さんは特に女性の健康問題長年 取り組んでいらっしゃるんですよね。
経験と共に賃金が上がるような構造になっているんですが女性に大変多い 非正社員の場合はあまりですね 賃金が上がりません。 このゆらぎ期 やはりさまざまな健康問題を初経と共に 女性ホルモンの分泌はどんどんどんどん高まっていきますがこの更年期のところになってきますとガクッと その分泌が下がってくるということになっております。 この女性ホルモンのゆらぎによりまして更年期の女性におきましては更年期症状という非常に大きな問題が生じるということになります。
で その他の症状としましては運動器の症状消化器の症状皮膚粘膜症状泌尿生殖器症状などがまあ ありまして一般的にですね 更年期の症状というのはまあ 定義しがたいものも含めてですね150ぐらいあるというふうにいわれております。 更年期の症状はですね 程度の差がかなり大きいというふうに考えられておりまして 病院に掛かる必要がある人と そうでない人とま いろいろ 大差はありますけれども多かれ少なかれ その7割方の女性はですね その程度の差こそあれ更年期の症状を感じておられるというようなことになっております。
で 運動療法によりますと定期的な運動を軽くしたりですとか基本的には エストロゲンつまり 女性ホルモンですねその欠乏している女性ホルモンを補うとそういう形の治療になります。 全国の女性ではどんな頻度なのか?東京大学医学部付属病院の研究グループが行っている50代では 20%を上回り年齢と共に増えていることも明らかになりました。 10年 15年前から 調子が悪かったんだけどどこへ行ったらいいか分かんないままゆらぎ期の女性を対象に…ですから 大体50代前半の女性を対象でしたけれどもその中で 1位 肩こり・腰痛。
女性ホルモンのうちのエストロゲンというものはですねエストロゲン単体で効果があるわけではありませんでエストロゲン受容体というものとくっついて初めて エストロゲンとしての効果が出てくるわけですね。 ふだんは このままでいいわけですが更年期以降エストロゲンが出なくなります。 そうするとエストロゲン受容体のところに空席が出来てくるわけですね。 そうすると エストロゲンの効果というものが出なくなっちゃう。
エストロゲンさんが来てくれませんから空席になっていたわけですね。 そこに このエクオールが外から入ってまいりますとエストロゲンの代わりにエストロゲン受容体の空席を埋めてくれるわけです。 そうするとエストロゲン受容体の側からとってみるとあれ?なんか減ってたエストロゲンがまた増えたのか? というふうに思って女性ホルモンの活性が高まったかのようにですねそもそもエストロゲンが担っていた関節や腱の腫れをとるというようなことをエクオールがやってくれるということになりますね。
サプリメントの場合は自分で判断するっていうことが必要になるんですね。 どのサプリメントを使うかということを決める場合にはですねいろいろなことをチェックして選んでいくということが大切だと思いますけれどもどんな注意点があるでしょうか?大事なことが2つございます。 1つはですね 表示がですねイソフラボン表示になっていたりする製品がありましてこれは イソフラボンは代謝される前の状態ですからイソフラボンが たくさん入っていてもエクオールが たくさん入ってるっていう保証にはなりません。
日本人 我慢強いっていうのはあるのかもしれないんですけれども要するに 他の統計でもですね「更年期症状がある場合 我慢すればいつか終わるから」というのは日常をですね悶々鬱々とするのはですねやっぱり 精神衛生的にも非常に よろしくなくとある統計によりますとですね「更年期の症状がありますから昇進を断念した」っていう方が約半分ぐらい いたっていう。