頼もしい お笑いとの共通点というお言葉も出ましたが今日の新しい俳句の面白がり方はまさに テーマが「俳句にツッコミを入れる」なんです。 ツッコミを入れるっていうのはすごいネガティブな何か バカにするみたいな…いうような印象で思われちゃうかもしれないんだけどそうではなくてツッコミを入れるって愛のあることだと思うんですよね。 でも 何か たくさんの俳句を見ていてこれ ツッコミを入れた方がむしろ その俳句が引き立つんじゃないかっていうか。
それでは 早速俳句にツッコミを入れて頂きたいと思います。 え~っとね この句はですねこの作者の方の家が全焼しちゃって家が火事になったので 俳句を作って「火事物語」という句集にまでしてる。 俳句詠んでる場合かって思うんですよ。 だから まず 俳句詠んでる人皆吉さんも大概だし新聞配達も…。 すごい 何だろう…観察が そこまで…家が火事になってまで俳人っていうのは俳句を詠むんだなっていうのが凄絶でもあるしやっぱ それは おかしいですよね。
今回の投句 美術館や博物館っていう冷房ということで やっぱり場所がそういう場所の句っていうのがすごく多かったんだけどもただ 美術館にいるとか博物館が涼しいっていうだけだと何となく浮かんでこないのがこの書き方で 「絵を観る人」美術館だってことが分かる。 どっちか好きって言うとただの二項対立になるんだけども両方に… 自然と人工 両方にフェアな姿勢を示してこの畳みかけのおかげでむしろ ポジティブな力強さが。
フローリングっていう片仮名の床が出てきたのがトレンディードラマとかの主人公たちが暮らすような部屋。 そのこととクーラー完備っていうクーラーが 当たり前に若者の家にも つくっていうのが一緒になってきた時代っていうのはフローリングと冷房って結構 対になっていることだと思うんですよね。 そのことを意識するっていうのが冷房とフローリングっていうセットのものを改めて俳句で捉え直した。
その 「シュークリーム」の句と似てその冷房というものも 魚々子彫りも同じ人間の工夫。 本当 自分の 何か 夏休みの時の何か 土曜日の情景がパッと浮かんだので 何か そういう「吉本新喜劇」の にぎやかな声も聞こえつつというのもあって…。 こちらは 中七以降は 結構機知がある句だなと思ったんですけどこの「冷房」って季語が まさしく この一枚の絵を作ったように思いました。 Reiも… 「高齢」のRei「クーラー」のRaー「嫌い」のRaっていうKとRの音がすごく快調なテンポを生んでいる。