今日のテーマは 「松方コレクション」その「百年の旅路」ということですけれどもどんなことに興味を持たれます?僕は恥ずかしながら国立西洋美術館の礎をなしているコレクションだということを全然 存じ上げませんでした。 実際に コレクションを詳しく見ると伝統的な宗教画から 当時 流行していた風景画や タペストリーまで松方が 海外へと送った手紙です。 ただ単に 絵画の愛好家としてコレクションしていたブラングィンとの出会いから2年後松方は パリへ渡ります。
でも よく その コレクターの心理でね僕 よく分からないんですけど評価が定まってないものとかねまだ これから それこそ 後年どうなるか分からないっていうようなものに手を出すっていうのは結構 勇気が要るんじゃないですか?評価が定まっててそれこそリストまであって市場価格まであってっていうのを金に飽かせて集めるというのもあるんですが価値がどうだか定まっていないようなものをそれこそ後年のために集めておくっていうコレクターのまあ 一つのパターンもあるんですよね。
自己満足がまず第一に来るっていうのはコレクターの共通心理だと思いますけどただ それをこう人が見た時にねこういう見方がある こういうものもコレクションの対象になるのかこれ 今ちょうど構想が出てますけれども場所は 麻布の辺りに…。 麻布に 共楽美術館敷地って第二次大戦ごろまで ありましたよね。 日置が手放した後行方不明になっていましたが2013年 ユダヤ人画商のコレクションから発見されました。 一つは コレクションの散逸を防ぐため美術館を建設すること。
最終的にフランスの条件で美術館ができる。 結局美術館が できたんですよね。 松方さんの考えてた別の形ですけどもみんなのための美術館ができた。 で その国立西洋美術館の開館当時に高階さん 現場にいらっしゃったっていうことなんですよね。 その留め置かれた20点というのはまあ このゴッホの作品もありますけどゴーギャンとか そういうものを合わせて リストとして西洋美術館の方で 全部 分かってますはっきり はい。