NHK俳句 題「クーラー」

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この番組のまとめ

頼もしい お笑いとの共通点というお言葉も出ましたが今日の新しい俳句の面白がり方はまさに テーマが「俳句にツッコミを入れる」なんです。 ツッコミを入れるっていうのはすごいネガティブな何か バカにするみたいな…いうような印象で思われちゃうかもしれないんだけどそうではなくてツッコミを入れるって愛のあることだと思うんですよね。 でも 何か たくさんの俳句を見ていてこれ ツッコミを入れた方がむしろ その俳句が引き立つんじゃないかっていうか。

え~っとね この句はですねこの作者の方の家が全焼しちゃって家が火事になったので 俳句を作って「火事物語」という句集にまでしてる。 チリチリとか プスプスとか多分 黒焦げになってるのに律儀に仕事を果たしてる。 もう ベテラン レジェンド。 これ まあ ゴッホのことだと思うんですけどまず ゴッホ 確かに向日葵 描いてるけど向日葵が好きだから描こうっとみたいなことに見えちゃうじゃないですか。

多かった言葉が「クーラー嫌い」っていう言葉でやっぱ 「クーラー」っていう季語は特殊で「歳時記」とかの中でもまあ 人工物だし不自然なものなわけです。 どっちか好きって言うとただの二項対立になるんだけども両方に… 自然と人工 両方にフェアな姿勢を示してこの畳みかけのおかげでむしろ ポジティブな力強さが。 フローリングっていう片仮名の床が出てきたのがトレンディードラマとかの主人公たちが暮らすような部屋。

右側にクーラーとなると我々 関西人からしたら左側に 「吉本新喜劇」なんですよ。 プロファイリング 更に先がありましたね。 その背徳的な時にすることがこれ 「寝転んで見る漫画本」っていう句だったら本当つまんないと思うんですよ。 でも これはリラックスして見ているものは人間が想像して描いた地獄絵図であると。 だから すごく これは人間賛歌と言うと大げさだけども何か そのクーラーっていうものも業も含めて 分かっているけれどもあえて 寝転んで過ごすんだよっていうことに僕は すごく肯定的ないいものを見ました。