ドキュランドへようこそ「愛を科学する」

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この番組のまとめ

ストレスや不安を感じると唾液からストレスホルモンコルチゾールが検出されるのです。 乳児期に愛情を受けることが後にスムーズな人間関係を築くために必要なのです。 オキシトシンは 1906年陣痛を促すホルモンとして発見されその後 母乳を出す役割を果たしていると明らかになりました。 人体のオキシトシンの研究はパンドラの箱を研究するようなものです。 オキシトシンの生理学的役割を理解するためにはこのホルモンがないと社会性が低下します。

男性は 相手の女性とのつきあいが長ければ長いほどそのにおいを好む傾向にあります。 相手が遺伝子的に適しているかどうかを嗅ぎ分けるのは女性なのです。 女性は 相手が長期的な関係を結ぶにふさわしいかどうか私たちの脳は 一瞬のうちにばく大な量の情報を評価します。 男性は 唾液を通じて女性に 男性ホルモンテストステロンを注ぎ込み女性が もっと先に進みたがるよう仕向けるのです。 恋愛関係が長続きしそうな相手をコンピューターが選びます。

こうしたプラスの効果を生み出しているのも抱擁ホルモン オキシトシンです。 実験室でカップルにケンカしてもらいオキシトシンを投与したところ2人の行動が前向きなものに変わりました。 何がオキシトシンのレベルを上げるのか癒やしやストレスレベルの改善にどう関わっているのか確かめたいと思っています。 オキシトシンを吸入した男性は女性に優しく接しました。 このホルモンの量を定期的に調べた結果オキシトシンにはこのホルモンを分泌させるメカニズムを遮る働きがあるようなのです。

1998年に カナダで飛行機の墜落事故があったのですがその飛行機に 娘が客室乗務員として搭乗していたんです。 心理学者のキャリー・コールはカップルが 意見の対立をうまく乗り越える手助けをしています。 ストレスの多い仕事をし更に子供や家のことを常に考えなければならないとなるとまず 2人に 相手を好きになった理由を話してもらいます。 四騎士とは批判防御拒絶軽蔑です。 四騎士のいずれかが出現すると2人の関係は破綻へ向かいます。