将棋フォーカス「角を巧みに転換する」

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この番組のまとめ

7月の講座は 石田流三間飛車に居飛車が急戦で きた場合の考え方について 学んでいます。 振り飛車が7七角と上がった局面ですが前回は ここで居飛車が7四歩と仕掛けてくる手を見ていきました。 7四歩には6五歩と開戦されて角と角がぶつかり合ってこれは どうも 振り飛車にさばかれてしまったので居飛車の方は 何か違う対応をしないといけませんね。 飛車取りに。 飛車取りですから 香車を守りながら 飛車が逃げる手というと9二飛車でしょうか。 ということは 6五歩と取る手は5五角と出てこれは 振り飛車が大成功でした。

7四飛車から8三銀があると。 そうですね 居飛車から4三銀が形ですかね。 5四銀右ですけどもこれですと7四歩からの押さえ込みの含みがなくなってしまいますのでここは 形にとらわれず5四銀左と上がるのが居飛車らしい押さえ込みの一手です。 ここで 一度 7九飛車と引いておくのが 大事な手です。 これまでは どんどん大駒が前に出ていきましたが今は 5九角や7九飛車と飛車角が後退してるようにも見えるんですが。 6四歩を取られるのは厳しそうなので7四飛車。

飛車と 金香の二枚換えなんですけどやはり玉が堅いのと最後に8一馬という手が攻め筋が残っていますので振り飛車大成功の図です。 振り飛車大成功 優勢です。 今週は 「棋士を映す鏡」と題して揮毫に込められた秘密を ご紹介します。 私も この前 将棋会館に行った時に扇子を見てきましたが揮毫という言葉は 初めて聞きました。 どんな言葉を揮毫するのかは棋士によって さまざまなんですけど今回は 私なりに タイプ別に分けてみました 勝手にね。 まずは 「自分らしさ」を揮毫した棋士からご紹介しましょう。

こちらは 西の王子…去年 初タイトル王座を獲得したときの扇子には「意気自如」と揮毫。 他にも印象に残る揮毫の文字としてはやっぱり 「百折不撓」の木村九段のこの四文字熟語はお互い 常に上を目指して日々 精進している先輩2人なのでタイトル戦が楽しみです。 やっぱりサインする機会が多いのでファンの方にも渡るので そういう時にやっぱり ちゃんと書かなくてはという意味で書道部に よく通っています。