それは 土井がたどりついた家庭料理の神髄だ。 飽食の時代に家庭料理は どうあるべきか。 まだ日本に「スタイリスト」という言葉が定着していなかった時代から時代をけん引してきた着こなしの達人 原に土井も 特別な思いを抱いていた。 それは あの…ファッションブランドの本社。 新しい著書は 本当自分で ちょっと興味あって買って 読ませていただいたんでそういう意味ではこういうタイミングなんだなと思って。
服や小道具をそろえる仕事から始まりフリーランスのスタイリストとしての仕事を確立していった。 自分の鎌倉から東京への引っ越しに合わせモデルを使ってドキュメント風に仕立てたファッションページだ。 ファッションと日常生活をどうつなげていくか。 原が スタイリストを一生の仕事にしようと決めた現場がある。 その場の空気を生かしながらファッションで自己主張する時代に原のスタイリングは見事にマッチした。
自然の中での人間が どう対応するの?っていう一つの答えをファッションで表してるというか。 でも 本当 モロッコは一番元気で…。 明治生まれの父はイギリス留学を経験した服飾評論家。 書斎には海外のファッション誌が並んでいた。 で 今のようにスタイルブックとかなかったから。 「週刊女性」とか「女性自身」とかできれいな写真…。 だから 結構めげて…私なんか 半分冗談のようにいつも真面目なことを言ってる…。
それは 疲れたり くたびれたときネクタイ緩める動作とか最後には 取っちゃってだらっとなるのは分かるけど…良いレストラン一緒に行くときになさってたとき…。 日本民藝館は思想家 柳宗悦などによって設立され土井は…大学を卒業後 単身フランスへ渡る。 そのときには もう 本当に何ていうか 仕事するっていうか…だから 私のときは 兆いうのは日本一。 何かをするにも日本一 魚が上手におろせるように…。 日本一。 掃除だって日本一いうものを課せる…課すというかね。 そして 戻ったら家庭料理。
30は無理だけど「1 2 3 4 5…」とかやるようなことでやってたけど…料理っていう何か 訳の分からないものが生き生きと料理を作ってほしいという思いの反面みずからのレシピが マニュアルのように受け止められるリスクについて何を思うのか。 だから やっぱり そういうものがある意味ではお料理作るっていうことの垣根下げてくれてる部分もあって皆さんが もっと楽しくやれてるのかなみたいにも思ってたけど。