♪~八百長のメールの問題があってその八百長のメールの中で力士が 八百長相手に 「橋を渡ったところで待っているよ」って文言があってそれが すごく好きで。 八百長はよくないことなんだけれども力士たちが待ち合わせる場所が橋っていうのがそれはもう そのままその面白さを俳句にしたものです。 今 流れている山崎育三郎さんの「お祭りマンボ」こちらは ヒャダインさんがプロデュースなさったんでしたね。 俳句は五七五だよ 季語が入るんだよって。
つまり これ ちょっと 片仮名で書き直してみると「イナズマガボクヲセメル」。 「ツメタイキミノスハダガ」。 「ホノオ イツモカラダ ココロ ヤキツクス クルワセル」。 こちら 「怪盗少女」が流れているんですがももいろクローバーZの「行くぜっ! 怪盗少女」なんですが最初のうちは 結構 都々逸調というか。
負相撲なんだけども仁王を見たっていう熱気まで この句の中に はらんでいる。 「客ひとり」が すごくよく分かるのはもう 大相撲になると必ず NHKになりみんなで見るんですよね。 僕の好きな色川武大さんの小説の中で子どもの頃 人間は男と女と相撲取りといると思ってたっていうのがあるんですよ。 だから 見てる自分は軽くていいな人類ではない力士たちは重くて大変そうだなっていう不思議な俯瞰がある新しい俯瞰をしてもらったという感じ。 僕は ちょっと逆の解釈しちゃって宇宙人から見た相撲なのかなと思って。
「し過ぎたような負相撲」っていうこれ 相撲ってそういう熱戦もあるけれどもいろんな状態が出てくるいろんな言語が出てくるのが面白くて僕が好きな相撲の実況のフレーズに「ふわっとした立ち合い」って。 じゃあ 我々は相撲を見に行く我々は動物園へ行くっていうどっちも豊かな時間を過ごすんだけどそれを何か都心のすごい高いとこから見る。 1番の「棒立ちも仁王立ちなる負相撲」。 今日 入選句にはもともとの季語の「宮相撲」みたいな秋の屋外の催しのものは少なくて割と そちらは もう詠まれ尽くしてるのかなっていう印象もありました。