「断捨離」では 日常の片づけにとどまらず発想を転換して快適に楽に愉快に生きる方法を提案していらっしゃいます。 そうですね 「断捨離」ってね物の片づけって思われがちなんですが自分自身も…?そうですね。 俳句は 「断捨離」そのものぐらいに私自身は 勝手に思ってるんですね。 なぜならば17文字という限られた言語空間に自分自身が選び抜いた言葉をちりばめる。 寄物陳思って 俳句で習ったんですが自分の思いを物に寄せて表していくっていうのがねまさに 「断捨離」そのものだなと思いましたね。
井上さん「灯籠流し」の季語の特徴は?そうですね 「灯籠流し」はお盆を締めくくる行事ですよね。 これが 東山の六道 珍皇寺でここが この世と あの世の境目六道まいりをするお寺です。 だから まあ 擬人化を使ってる 擬人法を使ってるとも いえるんですけれどもあの世へ かえっていく流灯に対して深い深い濃い闇を準備することで流灯は 一層輝くし そして また切ない思いも募るということで山を河を主体に詠んだっていうところがなかなか すばらしかったと思います。
まして 自分が流した流灯を見ていたいっていうのでね目印をつけるって気持ちがよく分かりますよね。 流灯がまた 水禍で亡くなった人やいろんな災害のことを非常にシンプルな句なんですけれどもねこの句は 満潮を迎えたっていうことを堂々とおっしゃってその満潮になった海がたくさんの流灯を全部 迎えてそして その沖へ沖へと 間違いなくあの世へ届けていくっていうようなねそういう 自然と流灯の一体感のようなものがよく出ていると思います。
本日ご紹介した入選句とそのほかの佳作の作品は「NHK俳句」テキストに掲載されます。 ちょっと 感想を言わせて頂いていいですか?お願いします!やっぱり これは「夜の川夜の空」っていうこの一対になった言葉が…リフレインのようでもあるんですけど対になってるんですよね。 このコムローイというのはねタイのチェンマイでロイクラトン祭りって有名なお祭りがあるんですね。 これは嵯峨野の流灯会の時の実景でして若いお母さんが赤ちゃんを抱いてそして 赤ちゃんに「ほ~ら きれいね」って灯籠を見せていらっしゃったんですね。