構成粒子の種類?結合のしかた?粒子が結び付きさまざまな結晶を形づくる神秘の力を知るがいい。 この金属原子が金属結合して結晶が出来ている。 イオン結晶の構成粒子は陽イオンと陰イオンだ。 分子結晶の例といえばそうこのドライアイスだ。 ドライアイスは二酸化炭素の分子が集まって出来た分子結晶だ。 分子結晶の構成粒子は分子だが分子の間に働く引力分子間力によって分子が引き合い規則正しく配列して出来た結晶だ。
イオン結晶かな?いやいやいやしっかり結び付いた共有結合の結晶じゃないかな?では正解は特別研究員の岩藤先生に聞いてみよう。 岩藤先生 水晶は この表のどの結晶に分類されるんですか?水晶つまり石英の結晶はその表の分類でいうと…。 短い時間のうちに温度が下がって固まるとガラスの構成粒子であるケイ素原子や酸素原子はばらばらのまま固まってしまうんです。 先生水晶は どうなんでしょうか?水晶は大地の中で 時間をかけてケイ素原子と酸素原子ががっちりと共有結合を繰り返した結果結晶になったものなんです。
おおよそですがまずこの4つの結晶の構成粒子を金属元素か非金属元素かという事で分類するとこのようになります。 金属元素の原子や陽イオンは金属結晶やイオン結晶をつくります。 非金属元素の陰イオンは原子は共有結合の結晶をつくります。 あるいは 金属と非金属その両方で出来ているのかという事が周期表の金属元素 非金属元素の分布と一緒にイメージできるといいですね。 イオン結晶は 金属元素の陽イオンと非金属元素の陰イオンから成りますがこの色というのは陽イオンの種類で基本的なものが決まるんですよ。