日曜美術館「異色の戦争画~知られざる従軍画家・小早川秋聲〜」

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この番組のまとめ

今見るとね またいろんな見方ができると思うんですけれども今日はまず 小早川が どのようにして戦争画を描くに至ったのかそれは 後に従軍画家として戦場に赴く小早川のバックボーンの一つとなります。 小早川が この平和な光景を描いたその年日本は戦争の時代に突入します。 軍に強いコネを持っていた小早川は事変が起きた その年従軍画家として大陸に渡り 以後毎年のように戦場の最前線に赴きます。 絵の裏には 小早川自身の筆で日本軍の犠牲者の数が記されています。

だから 戦争の真っただ中で戦争の真実を見つめながら同時に こんなことが早くなくなってやっぱり 絵からもね 文章からもやっぱりこう 戦場で亡くなったその兵士たちに対する哀惜の念っていうのが伝わってくると思いますし絵も なんかこう 兵士たちとね同一平面で見るっていうか。 すごい 他の人よりも強いぐらいな作家だったんですがそれと同時に でも その前線の一兵士自分もそうでしたけれどもほんとにこう 兵士たちと同じ立場で暮らすように描くっていうんですか。

小早川は従軍記の中で こう書いています。 前線で数多くの戦死者を見てきた小早川。 この作品が完成する間近に師団長と部下たちが秋聲のアトリエに来てこの作品に圧倒されて帽子を取って頭を下げたというような話が残っていますしこの作品を持ち出す時にお手伝いに来た女性の方がこの絵の前で泣き崩れたというような話が伝わっています。 こうした暗黙の了解があった中で小早川は あえて戦死者を真正面から描いたのです。