ここからは 菅井七段による講座「菅井流 やんちゃ振り飛車」でお楽しみください。 9月の講座は 先手中飛車の考え方について学んでいきます。 そして 今回から先手中飛車になりますが石田流の作戦が有力ということになりましたのでこの位が大事になってきます。 2八玉には 居飛車はどうするんでしょうか?やはり この5五の位を目標に指していきたいんですね。 同飛車。 それを防いで6六歩という手はありますけどもこれには5二金右から5三金という狙いがありますのでちょっともう飛車が助からないんですね。
中飛車の場合は この金が7八に上がることがとても多いですよね。 そうですね5八飛車のままですと6九の地点に 角や銀を打たれやすいというのと次にですね 居飛車から5七歩と打たれて同飛車に 6五桂。 5六飛車。 同銀には同飛車と取っておいて。 これが 次に 3四飛車と6四飛車という両方の狙いがありますのでこれはちょっと居飛車は防ぐことができませんので。 まあ ここでも同角と取る手もこれも有力な手なんですけどもこの場合は同飛車と取るのがおすすめの一手です。
6九飛車という手が気になるんですが。 6九飛車にはですね これもちょっと狭い飛車なんですけども構わず 飛車よりも やはり攻めていきたいですね。 8九飛車成と取りますが。 今日の講座の内容はNHK「将棋講座」テキスト9月号に詳しく載っています。 高校生の将棋日本一を決める高校選手権。 男子女子 それぞれ 団体戦 個人戦で熱い戦いが繰り広げられました。 出場したのは都道府県予選を勝ち抜いた団体・個人の代表選手およそ450名の高校生たち。 全国高等学校総合文化祭の一環として行われました。