日曜美術館「アニメーション映画の開拓者・高畑勲」

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この番組のまとめ

日本社会全体が 閉塞する中高畑は 子供たちの心を解放したいと考えたのです。 成立しないような起伏の少ない お話ですからそれを やっぱり 成立させるには本当に説得力のある絵を 動きを高畑は 制作スタッフを連れ 現地スイスでロケハンを行うことにします。 高畑は このアルプスの大自然にハイジを溶け込ませようとします。

たくさん書いたメモの中から 2~3行高畑さんが 言いたいことがちゃんと書かれていたらしくて「少しだけ 分かりかけてきましたね」って言って頂いて他は 分かってなかったんだろうなと思いながら今 ご覧頂いて どんな印象でした?なかなか その作品の中に 見るものがああ そうなんだろうなっていうリアリティーは やっぱり作り込まれてこないってことですかね?この日常に こだわるっていうことは…。

現在 東京国立近代美術館で行われている「高畑 勲展」。 それを 丁寧な風景描写で描き出すことによって……ということを 我々に考えさせるような映画作りをしてきた。 次の作品では山形県の後継者不足に悩む農村を取材。 映画では20代の主人公 タエ子を通して女性の社会進出や過疎化する農村の現状にスポットを当てました。 高度成長経済に突入した東京の周辺部では今回 初めて 高畑監督の書斎にテレビカメラが入りました。 日本の古典文学から映画化もした宮沢賢治まで。

誰も知らない平安時代を どのようにリアリティーある世界として表すのか。 この画家が…しかし これが 実に様になっているっていうのか手描きの線で描かれたキャラクターに合うように背景は あえて 余白を強調しました。