今日の「落語ディーパー!」ちょっぴり怖い「死神」という噺をやります。 この噺 あの~ 死神が出てきたりほかの落語には なかなかないシチュエーションの場面とかが出てきますので初めて聞かれる方も非常に興味を持ってお楽しみ頂けるんじゃないかなと思います。 2019年 生誕180年になる落語界のレジェンド名人にして 数々の傑作落語を創った三遊亭圓朝の作とされています。
わさびと相性抜群だという「死神」。 「死神」をやる時は結構 デフォルメというか…。 それができずにできるようになったらそれこそ年取ったらできんのかもしんないけど印象的だったのは 先代の…まあ 僕が 真打ちになった時に亡くなった三木助師匠が 生前あれは 「死神」って みんな陰気によ「死神だよ」ってやるけどよそうすると また 天本英世さんだな。 それでは その「死神」の高座ご覧頂きましょう。 それでは ここで年代が異なる3人の噺家の死神登場の場面をご覧下さい。
でも 「俺が死神だよ」「うわ 気持ち悪い」「待ちな待ちな待ちな」って圓生師匠のやつなんかはちょっと訳があるからちょっと来たんだけどさっていうあれじゃないですか。 人間味がありましたよね圓生師匠のなんかは。 『アジャラカモクレン コウエイヘイテケレッツのパア』。 『アジャラカモクレンダンシガシンダ一応 僕らの中ではテキストとしての呪文ですね。 「アジャラカモクレン東出マサハル テケレッツのパ」 あっこれはイケメンになる時の呪文だった…。
あの~貧乏な子だくさんの男にまた子どもができてで 困ってるんだけど名前付けなくちゃならない。 神様っていうのは人に 富裕の者と貧しい者を作る不公平なものだから神様なんかに名前付けてほしくない。 「牡丹燈籠」も「剪灯新話」の「牡丹燈記」でしょ。