ダイアモンド博士の“ヒトの知恵” 第2回▽子供と高齢者たくましく生きるには?

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この番組のまとめ

今回のシリーズでは伝統社会が なぜ魅力的かなぜ そこに人間の歩みの原点があるのかそして 彼らから何を学べるのかについて考えています。 アフリカ・カラハリ砂漠の狩猟採集民クン族の母親たちも泣いたら授乳でその結果 次の子供をみごもるまでに通常 3年か4年 間が空きます。 これは アロペアレンティングと呼ばれる現象です。 ダイアモンド博士が紹介してくれたのは両親以外の大人が親の役目を果たすアロペアレンティング 代理養育です。

ただし 遊牧民族の伝統社会では少し事情が異なります。 従って 遊牧民族では子供を厳しく罰する場合が見られますがそれ以外の伝統社会では基本的に 子供を子供扱いしないのです。 ニューギニアでは大人と堂々と交渉できる5歳から10歳ぐらいの子供によく出会いました。 伝統社会では 母親との強い絆や周囲の人たちからの幅広いサポートを受けることは子供たちへのメリットとなります。 家畜を持つ遊牧民族では子供は 厳しく しつけられますが狩猟採集の社会では自由に育ち 自主性が育まれます。

ローラさんは 友達と一緒にいくつもの科学コンクールに応募しロボットのデザインで賞を受賞したことも。 続いては 伝統社会で高齢者が どのように暮らしているのか見ていきます。 こうなると 高齢者ケアが懸念されます。 彼が言いたかったのはアメリカで高齢者は親族や親しい人からも 見放されている家族が代わりに食べ物をかんでからお年寄りにあげます。 日頃は見向きもされない その果物が実は 緊急時に 大切な栄養源になることを長老は覚えていた。