先人たちの底力 知恵泉・選「人生を切り開く化学式 “日本薬学の父”長井長義」

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この番組のまとめ

何? 何?理系で道を切り開いた長井長義ですよ。 明治時代 世界最新の化学の知識をもとに今も使われる薬を次々に開発したのが…ところが 偶然化学の楽しさに出会います。 長井長義の知恵を読み解くのは…徳島・阿波踊りがモチーフのこの作品。 長井長義と子寿之さん。 子さんはね 最先端のデジタルテクノロジーでこれまでにないアート作品を国内外で発表されてるというわけなんですけれどもなんと…そうなんですよ はい。 さあ 今日は長井長義を見ていくわけなんですけれども当店が用意した今日のコースこちらです。

日本で最初期の職業写真師だった彦馬は舎密現代でいう化学の知識も豊富。 写真を現像するための薬品調合は もちろん最先端の化学実験も行っていました。 24歳の直安は東京大学の前身である大学東校に送られ医学を学ぶ事になってしまいます。 大学東校が 成績優秀な直安を…「ホフマン反応」など その名を冠した法則を残す権威です。 医者への道を進みながら 化学に進むチャンスを待ち続けた長義。 このあと 長義は世界最先端の化学の知識を身につけていくのです。

長義が ベルリンで一流の化学者へと成長する間日本では 彼の人生を変える重大な問題が起きていました。 たんを取り去る漢方薬麻黄のエキスにこうした長義の功績はかつて 江戸時代の医者は患者の診察に加えて漢方薬を調合。 薬は化学の知識を持つ専門家が扱い長義は 日本薬学会の会頭としてこの難問に直面していました。 長義は 自分の役目は医薬成分の抽出や合成医薬品の開発など「薬学の研究」にあると決断。 医薬品の研究に集中すると決めた長義は当時 問題となっていた薬の品質管理に取り組みます。